眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

墓碑銘なき終幕、あるいは老いた鏡

人生

これを受け取るといい
あなたが何十年もかけて、大切に育ててきたその「正論」の包み紙を
中身はとうの昔に腐り落ち、今はただの虚栄の殻
それでもあなたは、それを勲章のように胸に飾り、満足そうに目を閉じる
「すべては経験だ」と、あなたは重々しく語ってみせる
だがその実、あなたは傷つくことから逃げるための地図を
誰よりも器用に、何枚も書き溜めてきただけにすぎない
年を重ねた誇りとは、これほどまでに脆く、薄っペらいものだったか
あなたが築いた「自己完結」という名の城壁は
新しい風が一吹きすれば、砂のように崩れる張り子の虎だ
若者の未熟さを憐れむ、その歪んだ視線の先で
本当に老いさらばえているのは、あなたの閉じた思考そのものだ
劇的な弾丸も、冷たい刃も、もうあなたには必要ない
この静寂こそが、あなたへ贈る最大の手向け
自分が何者でもなかったという事実に、どうかその狭い檻の中で気づかぬままで
世界はあなたを置き去りにし、ただ、静かに次の朝を迎える


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