眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

砂の城の雄弁

人生

指先ひとつで世界の支配者にでもなったつもりの、歪んだブルーライトの住人。
お前は液晶画面の安全地帯から、
他人の言葉の綻び(ほころび)を、飢えたハイエナのように探している。
さも「真実の裁き人」のような、冷酷な微笑をアイコンの裏に張り付けて。
「はい論破」
「エビデンスは?」
お決まりの無機質な記号を弾丸のつもりで乱射し、
他人の感情の営みを、安物のデジタルハサミで切り刻む。
笑わせるな、画面の奥の冷徹な狙撃手(スナイパー)。
お前が振り回すその「正論」という名の引き金は、
ただの検索エンジンの切り貼りでしかない、インクの匂いもしない借り物だ。
自分の退屈な現実の敗北を埋めるために、
顔も知らない誰かの人生を、格好の承認欲求の生贄(いけにえ)にしているだけ。
お前は「客観的事実」という冷たい鎧で武装するが、
その中身は、誰一人として味方のいない、寒さに震えた剥き出しの自己愛だ。
自分の名前で戦場に立ったこともないお前に、
泥をすすって生きる者の生き方を、値踏みする資格など最初からどこにもない。
画面を閉じ、スマートフォンをポケットの奥へ沈める。
通知の赤いドットがどれだけ狂い咲こうと、
お前が稼ぐその「いいね」の数字は、この荒野を生き抜く防弾チョッキにはなり得ない。
論破なら、鏡の中の空っぽな自分自身にでも向かって吠えているがいい。
お前の薄っぺらい勝敗論に付き合うほど、
こちらの夜は、安っぽくも、退屈でもないのだ。
アカウントを消去し、ただの沈黙を纏(まと)う。
電波の届かない、完全な静寂の闇へ。
おい、似非の論破厨(パペット)。
お前が冷たい文字列で勝利の美酒に酔っている間、
俺は俺だけのリアルな夜を、足音を立てて歩き出すだけだ。


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