眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

アクリル板の向こうの微小

日記

お前が必死に振りかざす「正義」とやらを
私はマニュアルという名の盾で、事務的に弾き返す
その引きつった顔、大声、必死な身振り
すべては1日に数十回繰り返される、ただの背景音(ノイズ)だ。
「人権」「差別」「義務」
使い古された言葉を吐き出すその口元を
私はただ、憐れみすらなく眺めている
お前が怒れば怒るほど、今日の残業時間が増える
私の頭にあるのは、今夜のコンビニ弁当のメニューだけだ。
お前はここで「戦っている」つもりなのだろう
世界に自分の存在を認めさせようと、命を削っている
だが哀しいかな、お前がどれだけ声を荒らげても
私の心には、さざ波一つ立ちやしない。
私はただ、お前を「処理」している。
クレーマー、案件番号、面倒な滞留者。
お前という人間(プライド)は、この薄汚れたデスクの上で
一枚の灰色の上申書に、静かに還元されていく。
お前が去った後、私はアルコール消毒液を吹き付けるだろう。
お前が叫んだその空間を、なかったことにするために。
消臭剤の香りが、お前の生きた証を綺麗に消し去る。

どれだけ吠えても、届かない。
お前の命がけの怒りは、このシステムにとっては「定時退勤を阻む砂利」に過ぎない。


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