錆びた錨と、消えぬ足跡
叩きつける冷たい雨。
重油の混じった海の匂い。
この港町で、
感傷に浸る時間は無い。
重油の混じった海の匂い。
この港町で、
感傷に浸る時間は無い。
かつて手に入れた大金も、
かつて信じた組織の鉄則(ルール)も、
すべては波間に消えた。
残ったのは、
胸に刻まれた消えない傷と、
あいつが最後に遺した、暗号めいた一言だけだ。
かつて信じた組織の鉄則(ルール)も、
すべては波間に消えた。
残ったのは、
胸に刻まれた消えない傷と、
あいつが最後に遺した、暗号めいた一言だけだ。
「生き延びろ」
その4文字が、
錆びついたクレーンのように、
俺の重い足を前へと動かす。
終わりなど無い。
この街の裏路地を歩き続ける限り、
すべては次の戦いへ続くプロローグ。
錆びついたクレーンのように、
俺の重い足を前へと動かす。
終わりなど無い。
この街の裏路地を歩き続ける限り、
すべては次の戦いへ続くプロローグ。
船の汽笛が霧を引き裂く。
私が選んだ道に、
引き返すための標識は無い。
私が選んだ道に、
引き返すための標識は無い。
言葉は、
弾倉に詰めた弾丸と同じだ。
撃ち尽くすその日まで、
私の物語は、
終わらない_
弾倉に詰めた弾丸と同じだ。
撃ち尽くすその日まで、
私の物語は、
終わらない_