眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

終着駅の、そのさきで

ココロとカラダ

ちいさな線路の おわりまで来て
わたしは 古い汽車を降りました
ここは もうだれも名前を呼ばない
世界のはずれの 静かな駅です
錆びついた改札を そっと抜ければ
ひろがるのは ただ青い、誰もいない海
ひそやかな波の音が オルゴールのように
わたしの耳もとで 優しく揺れています
だれかと出会うための言葉は もういりません
だれかに見つめられる怯えも ここにはありません
ただ ちぎれた雲が 水面に影を落とし
風が わたしの髪を そっとなでてゆくだけ
切符は 波間にそっと流してしまいましょう
ここにいるわたしを だれも知らない
ただ一羽の海鳥のように かろやかに
わたしは わたしの孤独を 愛しはじめる

終着駅の先にある海は、どこまでも静かで、あなたを責めるものは何もありません。ここでゆっくりと、心の呼吸を整えてください


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