眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

拝啓

日記

拝啓。
おまえの書く詩は、まるで泥水に浮いた油のシミのようだ。
美しく光るつもりで、ただ周りを不快にさせている。
なぜ気づかないのか。
いや、気づいていて溺れているのだろう。
その哀れな自己陶酔の姿が、僕をひどく苛立たせるのだ。
恥ずべき自惚れ
  • 言葉の安売り
    悲しみという言葉を軽々しく使うな。
    おまえの涙は、ただの目薬だ。
  • 偽りの孤独
    部屋で一人、世界を憂うふりをする。
    それはただの、退屈な昼寝だ。
  • 空っぽの言葉
    並べられた文字に、血が通っていない。
    ただの、死んだ貝殻の羅列だ。
 宣告
「私は傷ついている」と、おまえの文字は叫ぶ。
だが、本当に痛いのは、それを読まされる僕のほうだ。
頼むから、その汚れたインクの瓶を閉じてくれ。
おまえは、言葉を愛しているのではない。
言葉を飾った自分を、愛しているだけだ。
その薄っぺらな劇を、いつまで続けるつもりか。
これ以上、僕の静かな夜を、おまえの安い感性で汚さないでほしい。
もう、手紙などよこすな。
敬具


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