拝啓
拝啓。
おまえの書く詩は、まるで泥水に浮いた油のシミのようだ。
美しく光るつもりで、ただ周りを不快にさせている。
なぜ気づかないのか。
いや、気づいていて溺れているのだろう。
その哀れな自己陶酔の姿が、僕をひどく苛立たせるのだ。
美しく光るつもりで、ただ周りを不快にさせている。
なぜ気づかないのか。
いや、気づいていて溺れているのだろう。
その哀れな自己陶酔の姿が、僕をひどく苛立たせるのだ。
恥ずべき自惚れ
- 言葉の安売り
悲しみという言葉を軽々しく使うな。
おまえの涙は、ただの目薬だ。 - 偽りの孤独
部屋で一人、世界を憂うふりをする。
それはただの、退屈な昼寝だ。 - 空っぽの言葉
並べられた文字に、血が通っていない。
ただの、死んだ貝殻の羅列だ。
宣告
「私は傷ついている」と、おまえの文字は叫ぶ。
だが、本当に痛いのは、それを読まされる僕のほうだ。
頼むから、その汚れたインクの瓶を閉じてくれ。
おまえは、言葉を愛しているのではない。
言葉を飾った自分を、愛しているだけだ。
その薄っぺらな劇を、いつまで続けるつもりか。
これ以上、僕の静かな夜を、おまえの安い感性で汚さないでほしい。
言葉を飾った自分を、愛しているだけだ。
その薄っぺらな劇を、いつまで続けるつもりか。
これ以上、僕の静かな夜を、おまえの安い感性で汚さないでほしい。
もう、手紙などよこすな。
敬具