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夏至について②

日記

▽今年の夏至はいつ?夏至の意味や夏至の風習とは

夏至とは
夏至は、日本においては1年のなかで昼間(日の出から日の入りまでの時間)が最も長くなる日のことを言い、「日長きこと至る(きわまる)」という意味が含まれています。

立夏と立秋のちょうど間である夏至は、読んで字のごとく、この頃から夏に至る、すなわち気温が上がり始めて夏らしくなっていくと言われています。

また日本の夏至の日は太陽が1年を通してもっとも高い位置を通るため、夏至を境として徐々に日が短くなっていきます。

昼間の時間がもっとも長くなる日本の夏至ですが、緯度の関係で日本国内でも北の方がより日が長くなります。
2026年の夏至である6月21日の東京と札幌の日の出・日の入りの時間を見ると、札幌の方が約1時間も日が長いようです。

東京:日の出 4:25 日の入り 19:00(14時間35分)
札幌:日の出 3:55 日の入り 19:18(15時間23分)
(参考 国立天文台:https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/)

ちなみに緯度66.6度以北の北極圏では、24時間太陽が沈まない白夜となります。

夏至っていつ?
2026年の夏至は6月21日です。

ただし6月21日が必ず夏至、というわけではなく、実は夏至は6月20日から6月22日のいずれかになります。実際、2020年から今年まで夏至は毎年6月21日でしたが、2019年の夏至は6月22日でした。さらに2056年はうるう年の関係で6月20日が夏至となるようです。

この夏至の日にちをどのように決めるかというと、季節を定める「定期法」という方式で定められます。その定期法における季節を定める間隔が一定ではないため、夏至は毎年6月20日から6月22日のいずれかになります。

▽夏至と冬至、二十四節気
         
二十四節季
日本などの北半球の国が夏至を迎えるタイミングで、南半球の国では冬至となります。冬至は夏至の反対、つまり1年のなかで昼間の時間がもっとも短く夜が長い日です。

夏至も冬至も、古代中国で発明された1年を季節の区分として24等分する二十四節気(にじゅうしせっき)という暦から来ています。

二十四節気には夏至や冬至のほか、夏至・冬至の中間の日である「春分」「秋分」や、おそらく耳馴染みのある方も多い「立秋」や「立冬」も含まれています。

ただし、この二十四節気は、「夏至」が梅雨時期である6月だったり、「立夏」が春のイメージの5月だったりと、中国発祥のもののため日本の季節感と異なる場合があります。

そのため、日本では二十四節気とは別に暦を表す雑節(ざっせつ)が設けられました。雑節には彼岸や土用、節分などがあります。

▽夏至の風習・行事

夏至には全国的な風習がほとんどありません。

その理由の一説として、日本では夏至の時期が田植え時期などの農作業の繁忙期と重なっており、夏至独自の風習が生まれづらかったということが言われています。

その中で、もっとも有名な日本の夏至の行事は伊勢の「夏至祭」ではないでしょうか。

三重県伊勢市にある二見興玉(ふたみおきたま)神社では、毎年「夏至祭」が行われています。

二見興玉神社のある二見浦海岸は伊勢神宮にお参りする前に、海の水を浴びて身を清める場所と言い伝えられています。

夏至祭はこの二見浦海岸で早朝の3時半から行われる行事で、海上から見える「夫婦岩」の間から昇る朝日を浴びて禊とします。
この朝日を太陽の神様に見立てて拝んだ後に、天照大御神を祀っている伊勢神宮にお参りするのが伊勢神宮参拝の正しい方法と言われています。

夏至祭は日本で行われている数少ない夏至の行事ですが、海外では比較的盛んに行われています。

▽世界の夏至の行事

海外の夏至の行事で特に有名なのは、スウェーデンの夏至祭です。
スウェーデンの夏至祭は別名ミッドサマーと呼ばれ、6月下旬の夏至に一番近い日を夏至祭の日と定めます。夏至祭の前日と前々日は祝日となり、クリスマスと同じくらい大切な日と位置づけられています。

スウェーデンの夏至祭では、町の広場に立てられた柱の周りを民族衣装や花冠を付けた人たちが踊って楽しみます。
スウェーデンの夏至の時期は白夜となるところも多く、夏至祭は真夜中から朝まで続きます。

スウェーデンのほかにもフィンランドやノルウェー、デンマークなど北欧の国を中心に夏至の行事が盛んに行われています。



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