眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

恋という名の免罪符

小説/詩

恋愛は事欠かない罪悪。
私たちは、お互いの寂しさを埋めるためだけに、
何度でも、その甘い地獄の門をくぐる。
男のくせに色白で、若くもないこの美貌が、
またしても誰かの人生を狂わせ、私自身の首を絞める。
愛し、愛されるたびに、
私の魂は、さらに薄汚れていくというのに。
世間はそれを「不道徳」と呼び、私たちは「宿命」と呼ぶ。
けれど本当は、ただの退屈しのぎなのだ。
冷え切った家庭から、あるいは、息の詰まる日常から、
ほんのひととき逃げ出すための、卑しい共犯関係。
「あなたとなら、死んでもいい」
そう囁く女の、濡れた瞳のなかに、
私は自らの、浅ましい道化の顔を見出す。
私たちは互いを裏切りながら、
その裏切りを「愛」という名の免罪符で、美しく飾り立てる。
ああ、なんと罪深く、なんと滑稽なことか。
ひとつの恋が終われば、また次の傷口を探し、
泥沼のなかでしか息ができない、哀れな魚のように、
私たちは、罪の味を貪り続ける。
神よ、私からこの、人を惑わす貌を奪ってくれ。
さもなければ、この終わりのない恋愛という名の刑罰から、
いっそのこと、心中という名の、最も美しい罪悪で、
私たちを永遠に解き放ってくれ。


#日記広場:小説/詩