眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

無垢という名の暴力

日記

「私、裏表ないからさ」
その免罪符を水戸黄門の印籠のように掲げ
貴殿は今日も、浅い思考の泥靴で
他人の心に踏み込んでいく
裏表がないのではない
裏側を育てるだけの知性がないのだ
思考の引き出しが一段しかないから
思いついた愚かな言葉が
そのまま口からダイレクトにこぼれ落ちる
「はっきり言ってあげるのが優しさでしょ?」
その言葉の裏にあるのは、ただの配慮の欠如だ
複雑な事情を理解する教養もないから
何でも白か黒かでぶった斬る
貴殿の引く直線は、いつも誰かの大切な場所を
容赦なく引き裂いていく
我が一番 我がいい前
だから貴殿の世界は、自分の半径5メートルで完結している
それなのに、さも世界の真理を知ったかのように
「要するにこういうことでしょ?」と
的外れな結論をドヤ顔で突きつけてくる
傷ついた人が眉をひそめれば
「冗談通じないね、ネチネチしてて疲れる」と
逆ギレして、被害者のポジションに座り込む
感情のブレーキを持たない野生のままで
大人の社会に紛れ込んでいる
深みを知らない水たまりほど
足を踏み入れたときに、周囲を派手に汚すものだ
貴殿の言う「サバサバ」とは
教養という名の衣服を脱ぎ捨てた
ただの全裸の野生にすぎない
まっすぐ突き刺さる、その無知のナイフ
私たちは、怒るのさえ馬鹿馬鹿しくなり
ただ、その錆びついた刃が
早く通り過ぎるのを、冷ややかに見送るだけだ
放置が一番


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