眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

バイオセントリズムに寄せて

小説/詩

僕が眼をひらくとき、世界ははじまる
それまでは、光も、かすかな風の歌も
どこにも定まらぬ、ただのあわい夢だった
僕の意識が、この青い空間を編みあげる
人がいつか迎えるという、つめたい終焉
それはちいさな錯覚にすぎないのだろう
時間も、距離も、星たちの遠いまたたきも
僕たちの心が、そっと夢みた景色なのだから
肉体(からだ)という古い器がこぼれるとき
魂はただ、隣の新しい部屋へと移りゆく
そこでもやはり、僕は僕として目覚めるだろう
死は終わりではなく、ただの窓のひらめき
宇宙のすべてが、僕の心のなかに眠り
僕は永遠のなかで、静かに呼吸をつづける


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