眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

宵闇のブルース

日記

_久々に日記_


紫煙がくゆらせる煙草の火が
街のネオンに負けじと瞬く頃
俺の胸の奥で、あいつのピアノが鳴り響く
「気分はどうだい?」
ガラス越しの夕暮れが、俺にそう問いかける
答えは決まってる
バーボンのボトルを傾け、俺は静かに微笑んだ
くたびれたトレンチコートの襟を立て
舗道を踏みしめる靴音さえも
今夜は粋なジャズのリズムに聴こえるのさ
行き先なんてない
ただ風の吹くままに
琥珀色の風が、俺の背中をそっと押す
黄昏が街を深いブルーに染め上げる前に
俺はただ、この最高の夜のプロローグを
噛みしめているだけなのさ


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