続いて第１０レースのＪＢＣクラシックです。

　本命は、ＪＲＡのヴァーミリアン。ご存知ＧⅠ７勝馬です。現在ＪＢＣクラシックを２連覇中で、３連覇および、ＧⅠ日本最多勝記録の８勝目を目指します。前走は休み明けの帝王賞を完勝。それ以来のレースになります。しかし、鉄砲には実績がありますし、ここは相手にも恵まれました。ここは勝ちが濃厚です。ミスターＪＲＡ　武豊騎手が手綱を取ります。

　対抗は、ＪＲＡのブルーコンコルド。これにはかなり私情が入っています。４年前に同じ名古屋で行われたＪＢＣスプリントでＧ１初勝利。そのブルコンが名古屋でのＪＢＣに帰ってきました。今年の初頭に脚部不安をおこし、前走は約９ヶ月ぶりのレース。５着に敗れはしましたが、まだまだ見限れません。思い出の地、名古屋での激走に期待です。鞍上は、ＪＲＡの幸英明騎手。彼が手綱を取ってから掲示板を外したのはＪＣダートの２回だけです。　

　押えは、ＪＲＡのメイショウトウコンです。今年に入ってからは、転厩などもあり順調さを欠いています。ですが、こういう時こそ狙い目です。名古屋コースとは相性がよく、騎手が乗り変わってからは、追い込み脚質から脱却しつつあります。小回りコースが得意なのもプラス材料です。鞍上はＪＲＡの藤田伸二騎手。

　以下では、同じく名古屋コースを得意にしているワンダースピード。前走は弟のワンダーアキュートに敗れています。鞍上は小牧太騎手

　そして、重賞を連勝中のマコトスパルビエロまで。ただ、疲れが残っている可能性もあり、ここは印を下げます。鞍上は安藤勝己騎手

　今回、地方馬は掲示板も厳しそうです。