眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

あの夏の大水害の夜明け

小説/詩

光は明るく満ちて そして何もかもが静かになっていた
輝く空に ちぎれた雲はただよい
新しく現れた景色は あまりにも美しく悲しかった
それは ある日の朝の甚だしい陰り
流れは清らかな水をたたえて 大きな道を塞いでいる
冷たく湿った土の上に 人はただ すくむように立っていた
もう帰ることのできない 清らかなある日の喜びは
遠い空の果てに 今日はもう消えてしまったのか
今日の明るい光の中に 涙を導くものはないのに
あの懐かしい人の笑い声は もう聞こえない
ただ 水の手が 柔らかく響くばかり
風は私の髪をなで 虚しい眼差しを遠くへ送るのだ


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