眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

ともしびの消えたのちに

小説/詩

おまへはもう 遠い星の国へ行つてしまつた
あんなにやさしかつた 声も微笑みも
今はもう どこを探しても見つかりはしない
ただ つめたい風が窓を叩くだけ
だれもゐない部屋で 私はひとつの灯をともし
おまへの愛した ふるい歌を思い出してゐる
けれど音楽は すぐに涙のなかに沈み
暗い夜の底へ しづかに消え去つてゆく
もう二度と逢へないことを 私は知つてゐる
それなのに なぜ心はまだおまへを呼ぶのか
寂しさは 雪のやうに降り積もるばかり
夜が明ければ また白々とした光がくるだらう
おまへのゐない世界を 私は生きなければならない
破れた夢の そのかけらを抱きしめながら


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