眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

焦熱の檻

日記

見上げる空には
容赦のない、巨大な陽輪
逃げ場のない熱砂が
皮膚をじりじりと焼き焦がす
あの日、すべてを奪い去った
轟音と濁流、あるいは燃え盛る炎
あの「災害」の記憶が
陽炎の向こうから、また俺を値踏みしにやってくる
記憶との死闘
忘却という甘えは
この焼け付く渇きが許さない
背中に滴る汗は
あの日流せなかった、悔恨の涙だ
武器などいらない
この両拳(りょうこぶし)を握り締め
ただ、一歩を踏み出す
怯えを見せれば、たちまち過去に 飲み込まれる

陽炎のなかの直立
自らを許さぬ男に
日陰を歩く資格はない
照りつける絶望の真ん中で
ただ、一本の杭(くい)のように立ち尽くす
どれほど世界が燃え上がろうと
この足だけは、二度と引かない
自分が嫌いなこの生き様で
俺は、あの日の悪夢を 捻じ伏る


#日記広場:日記