約束の残骸
「明日、またね」と
あの人は、いつも通りの笑顔で手を振った
それが、地獄の幕開けになるとも知らずに
次の瞬間、すべては 濁流の底へと消えた
あの人は、いつも通りの笑顔で手を振った
それが、地獄の幕開けになるとも知らずに
次の瞬間、すべては 濁流の底へと消えた
あとに残ったのは、灼熱に焼かれる肉片と
鼻腔にこびりついて離れない、あの夏の死臭
交わされるはずだった「明日」は
泥にまみれ、永遠に失われた
鼻腔にこびりついて離れない、あの夏の死臭
交わされるはずだった「明日」は
泥にまみれ、永遠に失われた
鼓動の告発
ドク、ドク、と
胸の奥で、心臓が狂ったように鐘を鳴らす
なぜ、俺の鼓動だけが、今もこうして続いている
あの人を救えなかった、この醜い肉体
生きていること自体が、己への最大の嫌悪だ
胸の奥で、心臓が狂ったように鐘を鳴らす
なぜ、俺の鼓動だけが、今もこうして続いている
あの人を救えなかった、この醜い肉体
生きていること自体が、己への最大の嫌悪だ
武器など、この手に持たせるものか
そんなもので 過去を撃ち抜けると思うな
むき出しの拳を握り締め、激しい鼓動を睨みつけ
俺はただ、あの日の絶望を 肉体に刻み込む
そんなもので 過去を撃ち抜けると思うな
むき出しの拳を握り締め、激しい鼓動を睨みつけ
俺はただ、あの日の絶望を 肉体に刻み込む
永遠の明日を探して
じりじりと皮膚を焼く、容赦のない太陽
逃げ場のない焦熱のなかで
あの日消えた街の幻影を歩き続ける
耳の奥で、今もあの言葉が 鳴り響いている
逃げ場のない焦熱のなかで
あの日消えた街の幻影を歩き続ける
耳の奥で、今もあの言葉が 鳴り響いている
許しなどいらない、救いなど拒絶する
自分が嫌いなこの生き様だけが
あの人が遺した「明日」へと繋がる、唯一の道だから
泥と汗のなかに 踏み出していく
自分が嫌いなこの生き様だけが
あの人が遺した「明日」へと繋がる、唯一の道だから
泥と汗のなかに 踏み出していく