眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

硝子(ガラス)の檻と、本物の雨

人生

液晶の向こうで、偽物の神が吠えている。
他人の生ぬるい不幸をエサにして、
フォロワーという名の家畜を飼い慣らす。
記号だけで完結する、痛みのない安全な世界。
だが、俺が生きているのはここ(現実)だ。
錆びついた非常階段。
胃を焼くような安いバーボン。
そして、傷口から流れる、熱く泥臭い本物の血。
お前たちの教訓など、この夜の街では一銭の価値もない。
言葉で人は救えない。
ましてや、画面の中の綺麗な文字など、
一発の銃弾、あるいは容赦ない土砂降りの前には無力だ。
ネットの王座で、優雅に人生を語るがいい。
その薄っぺらな箱庭から、一歩も出ぬまま。
俺はコートの襟を立て、路地裏の闇へと足を踏み出す。
冷たい雨が、容赦なく肌を刺す。
この冷たさこそが、俺が生きている証だ。
お前たちの世界には、永遠に雨は降らない。
ただ乾いた硝子の向こうで、
死ぬまで、実体のない言葉を貪り合っていろ。
「――おい、画面を拭けよ。お前の神様が、涙目でこっちを見てるぜ」


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