眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

奈落の淵のドゥーシャ

小説/詩

Ⅰ. 凍てつく肉体と、剥き出しの冬
名前もなき街の、光も届かぬ地下室の片隅
すり切れた毛布は、飢えと寒さを防ぐ盾にはならず
凍てついた窓に映る己の顔は、幽鬼のように痩せこけている
病(ボレズニ)という名の目に見えぬ怪物が、肉体の内側を蝕み
貧困(ベードノスチ)という名の冷酷な監視兵が、出口を塞いで立っている
財布の底の乾いた音、一粒のパンを求める切なき祈り
「なぜ私だけが、この暗闇の監獄に繋がれねばならぬのか」
熱に浮かされた頭のなかで、その問いは何度も虚空を回り
隣人の冷たい足音だけが、コンクリートの床に響いて消える
人間はただ、生きるという名の重労働(カトルガ)に耐えかねて
冷え切ったベッドの中で、己の無力を呪うばかり
【深い闇の底から響く、魂の呟き(モノローグ)】
乾いた咳が、夜の静寂(しじま)を引き裂く
手のひらには何も残らず、命の灯火だけが揺れる
それでも、ああ、それでも、この心臓は
なぜまだ、生きようと脈打っているのか



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