眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

静かなる境界

小説/詩

期待という重荷を、いつの間にか道端に置いてきた
交わされる言葉も、移ろいゆく季節も、
そして、水面に映る自分自身の影でさえも。
信じるほどに心は揺れ
頼るほどに足元は覚束なくなる
この街の夜は、冷徹な静寂に包まれた迷宮だ。
胸の奥に灯るのは
情熱でも、ましてや感傷でもない
ただ、凍てついた時間を刻み続けるための鼓動。
群れを離れ、誰にも阿ることなく。
すべてを疑い、削ぎ落としたその先にだけ、
決して揺らぐことのない、絶対の個がある。
都会の灯が、遠く闇に溶けて消える。
何も持たない者は、何一つ失うものがない。
ただ一筋の、確かな意志の光として、
この荒野を歩んでいくだけだ。


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