眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

灼熱の十字路

小説/詩

陽炎がアスファルトの境界を歪めている
ここは、誰もが何かを求め、誰もが何かを失う場所
四方に伸びる乾いた道は、どこへ行っても同じ荒野へと続く。
差し出す手も、交わす視線も、
この容赦のない熱砂の風がすべてを灰に変えていく
だから、他人の言葉にも、己の決意にさえも、もう期待はしない。
信じることは、渇きを早めるだけの罠だ
頼るべきは、陽を浴びて熱を帯びた、この冷徹な肉体だけ
誰も信じないからこそ、この足はどこへでも進める。
蜃気楼の向こうで、誰かが道標を指し示している
だが、俺はそいつを鼻で笑い、ただ一歩を踏み出す
選ぶのではない、ただ、この焦熱を突き破るだけだ。
すべてを削ぎ落とした影が、路面に黒く刻まれる
何も持たず、何も望まない
この十字路は、俺が俺であるための、孤独な出発点だ。


#日記広場:小説/詩

  • 眠

    2026/08/23 12:54:56

    > みきさん
    無意識や夢の分析を最初に行ったのは師であるジークムント・フロイトですが、「十字路」の象徴的・神話的意味を深く追求したのはユングの方ですね

       十字路の歌
    風が吹いている、あの交わるところ。
    ぼくの古い手帖には、もう読めない文字ばかり。
    右へ行けば、やさしい記憶のあたたかさ、
    左へ行けば、まだ見ぬ明日の、つめたい青空。

    立ち止まるぼくの影は、
    夕暮れのなかに、長く、長く伸びて、
    どちらの道へも、触れようと手をのばす。
    けれど、どちらへも歩きだせない。

    雲はあんなに急いで流れてゆくのに、
    ぼくの心だけが、この白い砂の上に留まり、
    失われた季節の、かすかな歌を聴いている。

    ああ、だれかがぼくの名を呼んだような、
    あるいは、ただの風のいたずらだったか。
    十字路は、静かに夜の匂いをあつめ、
    ぼくは、ただひとつの星が灯るのを待っている。

     コメントありがとうございました^^

  • みき

    みき

    2026/08/23 12:08:47

    こんにちは♥
    昨夜は帰り、天気予報になかった豪雨に遭いました。
    折りたたみ傘、今は手放せないです。

    土曜日だからかタクシーもなくて。
    (駅前はタクシー待ちの長蛇の列でした。)
    仕方がないので途中までバスに乗って、残りは歩いて帰宅しました。
    自宅から最寄り駅まで、大体徒歩20分なのですけれど、一応、ほぼ中間点まではバスがあるのです。
    ・・・濡れました・・・(>_<)

    毎日通勤で往復徒歩40分(100段の階段付き)、これ、かなりいい運動になってるみたいです。(^^;)

    今日は気合入れてお洗濯♪、なのですけれど、お外に干すのは安心出来ないです。
    今もなんだか雲行き怪しいですし、お部屋干しが安全かも。

    十字路。
    ユング心理学(フロイトだったかな?)で、十字路は決断、選択を意味するって、どこかで読んだような気がします。
    まぁ、考えてもみれば、生きるって、選択と決断の連続なんですよね。
    やり直せない以上、何が最善だったのかなんてわからないし、だからこそ、自分で選んだ選択が、結局は最善だったと思って進むしかないです。

    高校野球も終わったみたいで、8月ももう下旬ですね。
    お外ではミンミンゼミさん大合唱ですけれど、まだツクツクボウシさんの声は聞こえません。
    まだしばらく、暑さは続きそうです。
    今週もよろしくお願いいたします。m(_ _)m