眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

孤高の外套(トレンチコート)

小説/詩

優しくなければ、生きる資格がない
だがその理由を、誰が知る必要がある?
差し出す手に、温もりなど期待するな
見返りを求める優しさなら、ドブにでも捨てろ
俺が灯す火は、誰かを救うためではなく
ただ、俺自身が人として死なないための鎖だ
誰も信じない
何も求めない
世界は相変わらず冷たい背景のままだ
傷ついた背中にかけられる言葉も
明日を変える奇跡の祈りも、ごめんこうむる
ただ黙って襟を立て、風のなかに消えるだけ
愛だの救済だの、見返りを求める取引よ
すべてに、グッドバイ
残されたのは、ただ剥き出しの矜持と
誰にも知られず、ただ己のルールで差し出す掌だけ


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