眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

グッドバイ独白:野良犬のステップ

日記

大義名分、ね。
忠義、御国、あるいは組織のルールか。
ハハ……どれも俺の知ったことじゃない。
誰もが何かの看板を背負い、大きな声で正義を叫んでいる。
この喧騒な世相とは、どうにもそりが合わなくてね。
あの騒がしい輪の中にいるくらいなら、ドブネズミと踊っている方がマシだ。
縛るものなど何もない。
俺はただの野良犬さ。
誰の命令も聞かないし、誰の期待にも応えない。
冷たい夜風を外套(コート)にまとって、独り、気ままに歩くだけ。

冷酷だと思うかい?
だが、見返りを求める優しさなんてものは、ただの汚い取引だ。
俺が気まぐれに差し出す掌に、温もりや明日を期待するな。
俺のルールは、俺自身が人として腐り落ちないためだけに、この胸の奥にある。
世界がどれほど騒がしく崩れていこうが、関係ない。
大層な理想を掲げる幻影どもよ、すべてに、グッドバイ。
俺の命は、俺だけのものだ。
この闇の深淵で、ただ静かに、俺のためだけに完結する。
……それで十分さ。


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