眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

白樺のそよぐ夜に 星屑とこおろぎの丘

小説/詩

風の香が吹き抜ける 誰もゐない丘のうへを
白樺の葉のすれあふ音が かすかに闇にこぼれてゐる
見上げる天空の 凍てついた星屑らは
ぼくの届かない場所で ただ無口にまたたく
足もとの茅萱のなかに こおろぎの細い銀の糸が
冷たい土の底へ たえ間なく沈んでゆく
それは だれに聴かれることもない祈り
夜のなかに消え入る ぼく自身の息づかい
孤独は どうしてこんなに透き通るのだろう
去りゆく季節の香に 白くかすむあの丘よ
ぼくは ただ世界の涯てに置き去りのようで
光のない夜が そっと世界の扉を閉ざすとき
ぼくはひとり 白樺の幹のやうに佇(たたず)み
遥かな星のまたたきを ただ見つめてゐる


#日記広場:小説/詩

  • みき

    みき

    2026/08/30 12:00:55

    こんにちは♪
    今日はお休み、久しぶりにエアコン、冷房のお世話にならずに過ごせる1日になりそうです。
    あ、でも、除湿は要るかも・・・。(^^;)

    白樺って、日本では長野県辺りから北に分布していたって思いますけれど、なんだか異国情緒を感じる木です。
    なぜかしら?
    小学校唱歌の「トロイカ」にそんな歌詞があったからかもしれません。
    小学生の時に読んだ里中満智子さんの作品「あすなろ坂」に満州の描写で白樺が描かれていたからかも。

    さて、電車が混み始めました。
    高校生と思しき人達の姿もチラホラ。
    夏休みが終わったのだと思います。
    今は高校も土日がお休みになって、夏休みも最終日が8月31日でなくなったのでしょう。
    私はまだ、高校も8月31日が夏休み最終日だった世代です。

    中学生になってからはそうでもなかったのですけれど、小学生の時は、8月31日が「地球最後の日」のような悲壮感溢れる1日だった思い出があります。(^^;)
    サザエさん症候群の比じゃなかったです。
    ちなみに私は、夏休みの宿題は7月中に終わらせちゃう派でした。
    でも、8月後半は弟の宿題を手伝う運命にあったのですけれどね。(>_<)

    なお、我が家では姉の私が理系、弟が文系でした。
    両親もどうしてこうなったか、首をかしげていました。(笑)
    一説に、「姉(私)のあまりの堅物ぶりに驚き呆れ、姉の反対に育てたら弟が出来上がった」なんて言っていたとかいないとか・・・。
    まぁ、人生いろいろありますよね。(*^^*)

    ではでは、8月もお世話になりました。
    来月9月も、よろしくお願いいたします。
    ・・・もう、明後日から9月に突入です・・・。