セカンド

ナナカマドの赤い実

小説/詩

秋の霞の中

濡れた落ち葉が
足元にうっすらと輝いている

白い霞の中ぼんやりと
広がるのは煙る景色だ

木々の黄ばんだ葉が
赤らんだ葉が

打ち寄せる波のようにうねっている
それはとても冷たく静かに

春の霞の中にも私はいた

青々とした葉と色とりどりの花が
まだら模様のようにリズムを取っていた

とても素敵な秋の日
だけどなぜか寂しい

もう少し先へ行ってみようかな

ナナカマドの赤い実が
少し温かみをくれるかもしれない

落ち葉を踏む音が白い景色に浸み込む
私は前へと歩んでいく

ゆっくりと
何かを見つけに








#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2026/09/13 21:00:33

    Reimy 様

    四季にはそれぞれの色や音がある
    確かにそうですよね

    それを拾って感じ取るか・・・
    人によってそれぞれです

    心の余裕が必要なのかも

    ガマズミは食べたことがありません
    食べてみたいです^^

  • Reimy

    Reimy

    2026/09/13 17:00:31

    秋は物寂しい雰囲気がありますが、景色は不思議と色とりどりで、落ち葉を踏む音も賑やかに感じます。
    田舎育ちなので、赤い実と言えば酸っぱい「ガマズミ」。
    友達の家や学校帰りに道端で見つけるとよくつまみ食いしてました。
    読みながら、懐かしい景色を思い出しました。(*^^*)