眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

Feeling Good

日記

夜の帳が下りる街、煙草の煙がネオンの光を鈍く反射する。
世界は相変わらず不条理で、泥にまみれている。
だが、俺の胸の奥は、奇妙なほどに静かだ。
すり切れた革ジャン、乾いたハウンドトゥース。
ポケットの中で、冷たいコインが静かに鳴る。
失ったものは数え切れない。
裏切りも、消えない傷跡も、すべてこの背中に背負ってきた。
それでも、足取りは軽い。
ジャズの低音が、ビルの隙間から漏れ聞こえる。
安物のバーボンを喉に流し込めば、焼けるような痛みが生きている証拠を突きつける。
他人の指図はいらない。
神の慈悲すら、今の俺には過分な代物だ。
ただ、己の足で立ち、己の目で闇を見据えている。
その事実だけで、十分すぎるほどに満たされている。
最悪の街で、最高の気分だ。
孤独という名の、極上の自由を味わいながら、
俺はまた、暗闇の奥へと歩き出す。


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