シルバーウィークについて①
9月の連休、シルバーウィークって何?次はいつ来る?
手帳やカレンダーを見ると、「今年のシルバーウィークって、何連休になるんだっけ?」と確認したくなりませんか?
毎年あるように感じるシルバーウィークですが、実は5連休になる年はそれほど多くありません。
2026年は、土日を含めて5連休です。
2026年は、9月19日(土)から23日(水)までが5連休になります。
そもそも、どうして9月にこのような連休ができるのでしょうか。
そして、次に5連休になるのはいつなのでしょう。
今回は、シルバーウィークの由来や5連休になる仕組み、2026年の連休の日程、次回の5連休について紹介します。
▼シルバーウィークの由来
「シルバーウィーク」という言葉には、少し意外な歴史があります。
現在の9月の大型連休だけでなく、1950年代に映画業界で使われていた言葉がルーツの一つとされています。
*映画業界が生んだ言葉
1950年代、映画業界では11月3日の文化の日を中心とした期間を「シルバーウィーク」と呼んでいたとされています。
4月末から5月初めの「ゴールデンウィーク」に対して、秋の行楽や映画の時期を表す言葉として使われたようです。
ただ、この呼び方は広く定着せず、その後は使われなくなっていきました。
現在の「シルバーウィーク」は、2000年代になって9月に大型連休が生まれるようになったことで、あらためて広まった呼び方です。
つまり、今の9月のシルバーウィークは、もともとの言葉が新しい形で使われるようになったものなんですね。
▼敬老の日が月曜日
現在のシルバーウィークを考えるうえで、まず重要なのが敬老の日です。
敬老の日は、2002年までは9月15日でした。
2003年からはハッピーマンデー制度によって、9月の第3月曜日になっています。
そのため、年によって敬老の日の日付が変わります。
*ハッピーマンデー制度とは?
ハッピーマンデー制度は、国民の祝日の一部を月曜日に移し、土曜日・日曜日と合わせて3連休にしやすくする仕組みです。
現在、この制度の対象となっている祝日は4つあります。
成人の日:1月の第2月曜日
海の日:7月の第3月曜日
敬老の日:9月の第3月曜日
スポーツの日:10月の第2月曜日
敬老の日も、この制度によって9月の第3月曜日に移されました。
そのため、敬老の日が月曜日になる年は、土曜日・日曜日と合わせて3連休になります。
ただし、ここまででは5連休にはなりません。
▼5連休ができる条件
5連休になるには、秋分の日との並びが重要です。
秋分の日が水曜日になると、月曜日の敬老の日との間に火曜日が入ります。
この火曜日が、祝日に挟まれた平日として「休日」になります。
国民の祝日に関する法律では、その前日と翌日の両方が「国民の祝日」である平日は休日とされています。
この休日は、法律上の「国民の祝日」そのものではありません。
ただ、土日や祝日とつながるため、5連休ができるわけです。
つまり、
土曜日・日曜日
↓
敬老の日(月曜日)
↓
休日(火曜日)
↓
秋分の日(水曜日)
という並びになると、5日間の連休になります。
▼秋分の日がカギ
シルバーウィークが毎年5連休になるわけではない理由は、秋分の日にあります。
秋分の日は「9月23日」と固定されているわけではありません。
国民の祝日に関する法律では、具体的な月日ではなく「秋分日」と定められています。
国立天文台が計算した翌年の春分の日・秋分の日は、前年2月の「暦要項」に掲載され、正式に決定されます。
*秋分の日が変わる理由
秋分の日が年によって変わるのは、地球の運行と暦のずれが関係しています。
国立天文台によると、将来の春分日・秋分日は計算によって予測できますが、地球の運行状態は常に変化しています。
そのため、将来の日付は現在の計算どおりになるとは限らず、あくまで予測として扱われています。
「9月23日ごろ」というイメージはありますが、毎年同じ日になるとは限らないんですね。
▼2026年は5連休
2026年のシルバーウィークは、9月19日(土)から23日(水)までの5連休です。
カレンダーにすると、次のような並びになります。
日付 曜日 内容 備考
9月19日 土 土曜日
9月20日 日 日曜日
9月21日 月 敬老の日 国民の祝日
9月22日 火 休日 祝日に挟まれた平日
9月23日 水 秋分の日 国民の祝日
9月21日の敬老の日と、9月23日の秋分の日に挟まれた9月22日が休日になることで、5日間の連休になります。
▼次の5連休はいつ?
2026年の次に5連休になるのは、現時点の国立天文台の計算では2032年です。
国立天文台の現在の計算では、2032年の秋分日は9月22日(水)とされています。
2032年は、敬老の日が9月20日(月)になります。
そのため、
・9月18日(土)
・9月19日(日)
・9月20日(月)敬老の日
・9月21日(火)休日
・9月22日(水)秋分の日
という5連休になる計算です。
つまり、2026年から次の5連休までは6年後です。
*その次は2037年
さらにその次に同じ条件で5連休になるのは、現時点の計算では2037年です。
2037年の秋分日は9月23日(水)と予測されています。
敬老の日は9月21日(月)になるため、9月22日(火)が休日となり、
9月19日(土)から23日(水)までの5連休
になる計算です。
ただし、2032年や2037年の秋分の日は、まだ正式に決定されたものではありません。
国立天文台も、将来の春分日・秋分日は現在の地球の運行状態をもとにした計算であり、実際の日付が変わる可能性があると説明しています。
そのため、現時点では
2026年 → 2032年 → 2037年
の順に5連休が予測されています。
▼5連休の過ごし方
5日も休みがあると、通常の週末ではできないことにも取り組めます。
旅行に出かけるのもいいですし、家族で近場へ出かけたり、自宅でゆっくり過ごしたりするのもいいですね。
*旅行なら早めの計画
5連休を使って旅行するなら、宿泊先や交通手段は早めに考えておきたいところです。
特に家族旅行は人数が多くなりやすいので、希望する日程や部屋を押さえにくくなることがあります。
「どこかへ行きたい」と思っているなら、行き先だけでも早めに決めておくと動きやすくなります。
*家族で秋のレジャー
夏とは違った過ごしやすさを感じられる時期なので、秋の景色を楽しむレジャーもよさそうです。
祖父母も一緒に出かけるなら、3世代で食事をしたり、近場の観光地をゆっくり回ったりするのもいいですね。
遠くまで行かなくても、普段は行かない公園や動物園などを選ぶだけで、ちょっとした特別感が出ます。