チョウバエ再発生なしの掃除方法③
*【子どもがいても安心】重曹+クエン酸の自然派駆除
「強い薬剤は子供に心配…」というご家庭には、重曹とクエン酸の組み合わせが安心です。
排水口に重曹をカップ1/2ほど振りかけ、その上からクエン酸水(水200mlにクエン酸小さじ1)を注ぐと、シュワシュワと発泡します。
この泡の力で汚れを浮かせ、チョウバエの生息地を崩せます。
完全な殺虫効果は薬剤系より弱いですが、日々の予防ケアとして取り入れるのに最適です。
材料が100円ショップでも買えるので手軽に試せます。
*【注意】「クエン酸」と「塩素系の洗剤」は一緒に使ってはダメ!
×××「クエン酸」と「カビキラーやパイプユニッシュなどの塩素系(アルカリ性)の洗剤」は、絶対に混ぜて使ってはいけません!
命に関わる非常に危険な組み合わせです。
同時に使いたくなるかもしれませんが、以下のリスクを必ずご確認ください。×××
*なぜ混ぜると危険なのか?
カビキラーは塩素系(アルカリ性)の洗剤です。
そこに酸性洗剤であるクエン酸が混ざると、化学反応が起き、猛毒の「塩素ガス」が一瞬にして発生します。
㊟塩素ガスの危険性
少量でも吸い込むと、目、鼻、喉の粘膜を激しく刺激し、激しい咳や呼吸困難、最悪の場合は命を落とす危険があります。塩素ガスの危険性
㊟「混ぜるな危険」の正体
カビキラーなどの塩素系の洗剤のパッケージに「混ぜるな危険」とかいてあるのを見たことがあると思います。
パッケージに大きく書かれている警告は、まさにこの組み合わせ(塩素系×酸性)のことを指しています。
*どうしても両方使いたい場合の正しい手順
両方使いたい場合は、完全に日を分けて別々に掃除するのが鉄則です。
どうしても同じ日に使いたい場合は、以下の手順を厳守してください。
①どちらか片方を先に使い、完全に洗い流す
どちらかを使った後、これでもかというくらい大量のシャワーで完全に洗い流します。
②しっかり換気し、乾燥させる
成分が残っていない状態にするため、換気扇を回して壁や床を一度乾かします。
③もう片方の洗剤を使う
その後、クエン酸を使って掃除を始めます。
㊟「成分が少しでも残っていたらアウト」という意識を持つことが大切です。
安全のためには、「今日はカビキラーの日」「明日はクエン酸の日」と日を分けるのが一番確実で安全です。
*もし混ぜてしまったり、ガスを吸い込んだ場合の対処法
万が一、混ぜてしまって「ツンとした臭い」がしたり、体調に異変を感じたら、すぐに以下の行動をとってください。
㊟その場からすぐに離れる: 掃除を中断し、すぐに新鮮な空気がある場所に避難してください。
㊟換気をする: 可能であれば、窓を大きく開けたり換気扇を強に回します(ただし、自分がガスを吸い込まないように避難を最優先してください)。
㊟目や皮膚を洗う: 目が痛む場合は綺麗な水で洗眼し、皮膚についた場合は洗い流します。
㊟病院へ行く: 咳が止まらない、気分が悪いなどの症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
*チョウバエ退治にはお風呂用洗剤
目の前の成虫を退治するとき、ハエたたきや新聞紙でバチンと叩くのはあまりおすすめしません。
チョウバエの体は非常に脆く、叩き潰すと壁に黒い体液や汚れがこびりつき、そこから雑菌が繁殖する原因になります。
壁に止まっている成虫は、手や壁を汚したくない場合は洗剤スプレーをひと吹きするのが一番です。
チョウバエは動きが遅いので、飛んで逃げられる心配もほとんどありません。
界面活性剤が虫の呼吸孔を塞いでくれるので、数十秒で動かなくなります。
そのままシャワーで流せばOK。
わざわざ殺虫スプレーを買わなくても、手元にあるお風呂用洗剤で十分です。
ただ、洗剤なので使いすぎると泡だらけになってしまい逆に掃除が大変になることもあります。
そういう時はKINCHOの「チョウバエコナーズ泡スプレー」などを使いましょう。
殺虫成分を使わない界面活性剤タイプなので小さなお子さんがいる家庭にも安心。
チョウバエの飛ぶのが苦手という性質を利用し、泡で包んで動けなくする仕組みです。
幼虫にも効果があるらしく、ヌメリにスプレーして2時間以上放置→水で洗い流すだけでOK。
チョウバエよけ香料も配合されているため、産卵防止にも役立ちます。
▼もう発生させない!手間をかけずに続けられる日々の予防習慣
せっかくきれいに駆除しても、数週間後にまた発生しては意味がありません。
ここからは、毎日の「ついで」にできる、チョウバエを寄せ付けないための予防習慣を紹介します。
どれも特別な道具や費用が不要なので、今日からすぐ始められます。
*【毎日1分】お風呂上がりの「冷水シャワー」習慣
今日からすぐ始められて効果絶大なのが、お風呂上がりの冷水シャワーです。
家族全員がお風呂を上がったら、浴室の壁や床全体に冷たい水をサッと一通りかけます。
これにより浴室の温度が一気に下がり、チョウバエが好む「高温多湿」の環境をシャットアウトできます。
同時に壁に残った石鹸カスや皮脂汚れも洗い流せるので、一石二鳥です。
*【換気扇まわしっぱなし】正しい乾燥のやり方
チョウバエは乾燥が大嫌いです。
とにかくお風呂場を素早く乾かすことが最重要の予防策です。
お風呂上がりに冷水シャワーをかけたら、窓を閉めた状態で換気扇を最低3〜4時間、できれば24時間まわし続けましょう。
換気扇に24時間換気ボタンがあるものも多いので、チョウバエやカビ対策として使うと効果的です。
「換気扇を24時間つけると電気代が…」という心配をされる方もいますが、月数十円〜数百円程度です。
チョウバエが大量発生して高い駆除剤を買うことを考えれば、圧倒的にコスパが良い投資といえます。
*【1~2週間に1回ルール】排水口のリフレッシュ
チョウバエは卵から成虫になるまで約2週間かかります。
つまり、1~2週間に1回のペースで排水口をしっかり洗えば、成虫に育つ前に退治できるということです。
ゴミの日の前夜など、決まったタイミングに組み込んでしまうと忘れにくくなります。
普段からネットで髪の毛を除去できていれば、カビキラーをサッとスプレーして流すだけで十分です。
まとまった時間がなくてもできるので、習慣にすると掃除時間が短縮できます。