消費される墓碑:読了スタンプラリーの死霊
第一部:積読の回転木馬(メリーゴーランド)
一冊の深淵に耐えかねて
お前はすぐに次の玩具(オモチャ)へ手を伸ばす
頁(ページ)の重みを知らぬ指先が
流行の表紙を、ただ記号として消費してゆく
お前はすぐに次の玩具(オモチャ)へ手を伸ばす
頁(ページ)の重みを知らぬ指先が
流行の表紙を、ただ記号として消費してゆく
味わうのではない、ただ通過するだけ。
お前の中を通り過ぎた言葉たちは
一滴の血にもならず、ただの排泄物として消える
「次は何を読もうか」と呟くその口元は
飢餓感ではなく、底の抜けた器の、虚しい悲鳴だ。
お前の中を通り過ぎた言葉たちは
一滴の血にもならず、ただの排泄物として消える
「次は何を読もうか」と呟くその口元は
飢餓感ではなく、底の抜けた器の、虚しい悲鳴だ。