消費される墓碑:読了スタンプラリーの死霊3
第三部:棚卸しされる自己愛
本棚を背景に自撮りをする道化よ
お前が並べているのは、背表紙ではなく、己の虚栄だ
一冊を愛し抜く知力を持たぬ者が
数だけを競うスタンプラリーの、なんと滑稽なことか
お前が並べているのは、背表紙ではなく、己の虚栄だ
一冊を愛し抜く知力を持たぬ者が
数だけを競うスタンプラリーの、なんと滑稽なことか
画面をスクロールすれば、お前の感想は一瞬で流れてゆく
後に残るのは、消費され尽くした本の死骸と
何も変わらない、空っぽのままのお前の脳髄だけ
どれほど本をコロコロと着替えようとも、
お前自身の薄っぺらさは、何一つ隠せてはいない。
後に残るのは、消費され尽くした本の死骸と
何も変わらない、空っぽのままのお前の脳髄だけ
どれほど本をコロコロと着替えようとも、
お前自身の薄っぺらさは、何一つ隠せてはいない。