眠りの森 〜言葉の雫〜

眠

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

薄っぺらな魂

小説/詩

Ⅰ. 借物の言葉、薄っぺらな魂
巨人の肩に乗った気でいる、哀れな小人
他人が命を削って紡いだ物語を
「エモい」「考えさせられた」の数文字で汚す
お前自身の言葉は、いったいどこにある?
本を読んだ自分に酔いしれるその姿は
ブランド物の服を着た猿と何も変わらない
どれだけ高尚な文字を目で追おうとも
お前の空っぽな脳髄には、一滴の知性も染み込まない
Ⅱ. 浅瀬の溺死者
「主人公の痛みが分かる」と、お前はのたまう
自分のちっぽけな傷と並べ立て、安易に同調する傲慢さ
お前の人生の薄さでは、その物語の深海の
水圧に耐えることすらできないというのに
お前の書く感想文は、ただの「自己紹介」だ
「私はこれほど無知で、浅薄な人間です」という告白
作者への最大の侮辱であるその駄文を
よくもまぁ、恥ずかしげもなく世間に晒せたものだ
Ⅲ. 永遠の文盲
読めども読めども、お前は何も救われない
頁をめくる指は、ただ時間をドブに捨てる作業
どれほどの傑作もお前の目に触れた瞬間
ただの、価値のない紙切れへと成り下がる
言葉を貪るだけの寄生虫よ、そのまま窒息しろ
お前の感想など、世界にとって1文字の価値もない
本を閉じれば、後に残るのは
何一つ表現できない、言語を失った無能な肉塊だけだ


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