暮れないキャバレー3
第三部:紫煙のなかの沈黙
能書きはもういい、
言葉で私を殺せないのなら、今すぐそこを退け
人生がどれほど重く、あるいは軽いか
それを決めるのは、お前の口舌ではなく、私の血の温度だ
言葉で私を殺せないのなら、今すぐそこを退け
人生がどれほど重く、あるいは軽いか
それを決めるのは、お前の口舌ではなく、私の血の温度だ
お前が「未来」という名の蜃気楼を語るとき
私は「今」という名の、紫煙の匂いを嗅いでいる
お前が「幸福の定義」を捏ねくり回すとき
撃ち抜かれた胸の傷を確かめている
私は「今」という名の、紫煙の匂いを嗅いでいる
お前が「幸福の定義」を捏ねくり回すとき
撃ち抜かれた胸の傷を確かめている
語れば語るほど、お前は軽くなる
中身のない空き缶が、風に転がって立てる騒音のように
私が求めているのは
傷を癒やす正論ではなく、共に地獄へ落ちる覚悟だ
中身のない空き缶が、風に転がって立てる騒音のように
私が求めているのは
傷を癒やす正論ではなく、共に地獄へ落ちる覚悟だ
暮れないキャバレーの片隅
私はグラスを傾け、お前の背中に向かって、冷たく笑う
さらばだ、言葉の檻に閉じこもる住人よ
理屈の通じない闇へ
私はグラスを傾け、お前の背中に向かって、冷たく笑う
さらばだ、言葉の檻に閉じこもる住人よ
理屈の通じない闇へ