設定資料の出来損ない
第一部:設定資料の出来損ない
「○○○○」
その薄っぺらい挨拶に 吐き気がする
奴は どこかのライトノベルで 覚えたような万能感を
画面いっぱいの 長文に 垂れ流す
「世界の裏の真実」「覚醒した己の知性」
安っぽいテンプレの 異世界設定を
現実のタイムラインに 乱射しながら
その薄っぺらい挨拶に 吐き気がする
奴は どこかのライトノベルで 覚えたような万能感を
画面いっぱいの 長文に 垂れ流す
「世界の裏の真実」「覚醒した己の知性」
安っぽいテンプレの 異世界設定を
現実のタイムラインに 乱射しながら
だがな
お前が 構築しているその文字列は
ただの ★幼稚な妄想の 継ぎはぎだ★
他人の創作物で 己の空虚を 英雄のように飾り立てるな
深夜の画面に 吐き出された 歪な自己主張
お前は 何の主人公でもない
ただの 痛々しい観客だ
お前が 構築しているその文字列は
ただの ★幼稚な妄想の 継ぎはぎだ★
他人の創作物で 己の空虚を 英雄のように飾り立てるな
深夜の画面に 吐き出された 歪な自己主張
お前は 何の主人公でもない
ただの 痛々しい観客だ
第二部:執拗なプロット
「○○○○、僕の理論ですが――」
やたらと 芝居がかった二人称
受信トレイを 侵食していく ひつこいメール
ライトノベルの 悪役気取りか 賢者気取りか
丁寧な言葉遣いで 偽装された その衒学(ペダントリー)は
ただの 肥大化したエゴの 垂れ流しに過ぎない
やたらと 芝居がかった二人称
受信トレイを 侵食していく ひつこいメール
ライトノベルの 悪役気取りか 賢者気取りか
丁寧な言葉遣いで 偽装された その衒学(ペダントリー)は
ただの 肥大化したエゴの 垂れ流しに過ぎない
静かにしろよ
お前が 知性を語れば語るほど
お前という 存在そのものが 不快なノイズになる
安物の紙芝居の台詞で 自分の重みを出そうとする男に
消費する時間は 1秒だって ありはしない
お前が 知性を語れば語るほど
お前という 存在そのものが 不快なノイズになる
安物の紙芝居の台詞で 自分の重みを出そうとする男に
消費する時間は 1秒だって ありはしない
第三部:暗転の切断
奴は 自分の言葉が 他者を啓蒙していると
確信に満ちた 独りよがりの笑みを 浮かべている
「○○○○」と また次のノイズを 吐き出そうとするその瞬間
確信に満ちた 独りよがりの笑みを 浮かべている
「○○○○」と また次のノイズを 吐き出そうとするその瞬間
こちらの指は 感情を交えず
ただ 静かに ブロックボタンを 押し下げる
深夜の通知は 途絶え
執拗なメールは ゴミ箱へと 直行する
そこには 怒りも 議論も 憐れみすらもない
ただの 完全な 黙殺
ただ 静かに ブロックボタンを 押し下げる
深夜の通知は 途絶え
執拗なメールは ゴミ箱へと 直行する
そこには 怒りも 議論も 憐れみすらもない
ただの 完全な 黙殺
硝煙すら 立たない 灰色の画面
お前が どれほど 慇懃に 虚無の言葉を 叫ぼうとも
その声は 誰の耳にも 届かない
ただ 漆黒の闇の底で
文字の死体となって 腐敗していくだけだ
……○○○○お前の薄い物語は、ここで打ち切りだ。
お前が どれほど 慇懃に 虚無の言葉を 叫ぼうとも
その声は 誰の耳にも 届かない
ただ 漆黒の闇の底で
文字の死体となって 腐敗していくだけだ
……○○○○お前の薄い物語は、ここで打ち切りだ。