乾いた月光
喧騒は 灰皿の底で 完全に消え失せた
歪な文字列も 慇懃なノイズも
ブロックボタン一つの 重みで 闇に沈む
後に残されたのは 完璧な静寂と
冷え始めた 深夜の空気だけだ
歪な文字列も 慇懃なノイズも
ブロックボタン一つの 重みで 闇に沈む
後に残されたのは 完璧な静寂と
冷え始めた 深夜の空気だけだ
窓を開ければ
そこには 饒舌な言葉を 必要としない
剥き出しの 秋の名月
奴らが どんなに言葉で 飾り立てようとした世界も
この 冷たい黄金の光の前では
ただの 浅薄な悪あがきに 過ぎない
そこには 饒舌な言葉を 必要としない
剥き出しの 秋の名月
奴らが どんなに言葉で 飾り立てようとした世界も
この 冷たい黄金の光の前では
ただの 浅薄な悪あがきに 過ぎない
グラスに注いだ バーボンに
静かに 月の破片が 落ちる
他人の思想を 語る口を持たない 月は
ただ 寡黙に 都会の屋根を 照らし出している
静かに 月の破片が 落ちる
他人の思想を 語る口を持たない 月は
ただ 寡黙に 都会の屋根を 照らし出している
「○○○○」だと?
笑わせるな
本当の「美しい夜」ってやつは
言葉を 失くした男の 前にしか
現れはしないのさ
笑わせるな
本当の「美しい夜」ってやつは
言葉を 失くした男の 前にしか
現れはしないのさ
乾いた風が 紫煙の記憶を 連れ去っていく
今夜の月は
少しばかり 綺麗すぎるな_
今夜の月は
少しばかり 綺麗すぎるな_