眠りの森 〜言葉の雫〜

眠

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

冬の星

小説/詩

すでに ひかりは凍りついて
みあげれば ただ遠いともしび
青い硝子のなかのやうに
しづかに 夜が息をつめてゐる
あれは むかしの人がならべた
あふれるほどの 銀のひらめき
オリオンのベルトがかすかに震へ
冷たい虚空を ひそやかに指す
風もまた たちすくむであらう
こんなにも ただうつくしい夜は
こころのなかの 小さな傷も
ひとつの星に なってしまふ
あはれな冬よ またたく星座よ
きみのひかりは あまりに清く
わたくしのなかの不純物を すべて消し去つてゆく


#日記広場:小説/詩

  • 音.

    音.

    2026/10/04 19:20:39

    冬の夜は 言葉まで白くなる気がします。

    消えてしまえばいいものも
    消えてほしくないものも
    みんな胸の奥に残したまま
    それでも空を見上げれば、遠い星だけが、何も問わず光っている。

    傷も迷いも、べつに消えてしまわなくていい。
    そんなふうに思える夜も、たまにはあっていい気がしました。

    たくさんの言葉を届けてくださりありがとう。