竹林の小径にて
ほそい、青い、かげのあいだを
秋の風が、いつか通りすぎてゆく
おそい午後の、静かな光が
たかいいちまいの葉の先にふるえる
秋の風が、いつか通りすぎてゆく
おそい午後の、静かな光が
たかいいちまいの葉の先にふるえる
ぼくはひとり、そこに立ちどまつて
とほい記憶のしらべをかぞへる
ねむれない小鳥たちのささやきが
うすいいろの空に溶けてゆく
とほい記憶のしらべをかぞへる
ねむれない小鳥たちのささやきが
うすいいろの空に溶けてゆく
しづかな青の回廊(かいらう)よ
きみを包む風に、ぼくの歌をあずけよう
おもひでのいつかの約束のように
ふるえて、ひかる、銀のしづくよ
きみを包む風に、ぼくの歌をあずけよう
おもひでのいつかの約束のように
ふるえて、ひかる、銀のしづくよ