セカンド

秋の日

小説/詩

落ち葉を見つけた
何気なく腰をかがめて手に取る

赤茶けた小さな破片
少し手のひらに湿気を感じる

遠くを見つめる
街はすっかり秋の気配

風が冷たい

そこまで来ている冬の訪れを
待ちかねているようにも見える

風が冷たい

もうすぐあなたがやって来る
駅の改札口を見つめる

今日はいつもより
私を温めて欲しい

風が冷たい

陽だまりにそっと位置をずらす
はやく声が聴きたい

秋の改札口を見つめる
今日はカーキ色のブルゾンだね

手にした落ち葉の先に
あなたを見つける

私は落ち葉を無意識にポケットにいれた
そして手を振った















#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2026/10/17 00:49:18

    こきりこ 様

    ありがとうございます
    なんとなく浮かんだものをふらっと書いています

    こきりこさんの写真みたいなものでしょうか
    季節、イベントの織りなす瞬間のきれいな描写も素敵ですよ^^

  • セカンド

    セカンド

    2026/10/17 00:41:55

    碧 様

    改札口から出てくるのは誰か?
    色々と考えられますね

    自分としては「心がときめく人」かな
    見えた瞬間にキラっと光る・・・

    碧さんも自分のペースで一歩一歩行きましょう
    自分もゆっくりと前に進んでいきます

  • こきりこ

    こきりこ

    2026/10/16 04:28:21

    いつもながら素晴らしい文章ですね。

  • 碧

    碧

    2026/10/15 11:06:48

    セカンドさんの言葉の先に表情が見えてくれようですね。
    改札口からやってくるあなたは、恋人なのか…それとも離れて暮らしてた家族とか…
    受けとり手によって浮かぶエピソードが違いそうですね。