セカンド

海に居る

小説/詩

あなたを想い
私は海に居る

白い砂浜
波が素足をすくう

その冷たさに
潮風の香が交わる

遠くへ来た
全てを忘れるために

彼方に月が昇っていく
それは波に揺れている

私の心のように
小さくそして大きく

誰もいない
独りだけの夜

海が私を吸い込んでいく
冷たい波が私をさらっていく

あなたへの手紙を持ち
波間に膝まづく

白い月だけが見ている
私を

あなたを想い
私は

今
海に居る


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