眠りの森 〜言葉の雫〜

眠

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

色ボケの輩

小説/詩

街のネオンが、どいつもこいつもピンク色に見えるらしい。
視界が狂っちまった奴らの相手ほど、
骨の折れる仕事はない。
安っぽい香水の匂いと、
浮かれた頭のなかから漏れ出る戯言。
そいつらが巻き起こすトラブルの片付けに、
なぜ俺の貴重な夜が消費されなきゃならん。
「愛だの恋だの」と抜かす前に、
まずはその締まりのない面を冷水で洗ってきな。
銃の引き金よりも軽いその言葉に、
付き合ってやる義理は、あいにく持ち合わせちゃいない。
バーボンのグラスに映る、
盛りのついた獣たちの影。
やれやれ、これだから、
色ボケの輩の相手は、弾の無駄遣いよりも始末に負えない。
タバコの煙を吐き出し、
俺はただ、次の静寂を待つ。_


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