きいてニコタリーナ

きよ

ちょっと整理したいんだけど

初萌、初恋

マンガ

思い出に残るマンガか……。

一番最初に思い出したのは、初めて「萌え」と云うものを感じたマンガでした。

タイトルは言いません。恥ずかしいから。

まあ10年くらい(正確には覚えていません)前に少女漫画雑誌で連載していたマンガです。

そこに出てきた黒髪ポニーテールのお兄さん。

確か一緒に故郷を出た親友の女房役で、男気溢れながらもクマさんエプロンで料理したりするお人でした。

腐女子さんが喜びそうな設定だなと今では思うけど、当時の私はそんな種類の人が存在することすら知りませんでした。

ただただ彼の凛々しさと可愛らしさのギャップに胸を締め付けられていたものです。

ピュアだったなあ私。

まあピュアなだけが良いことではないのでそれはいいのですが。

今はもうそのお兄さんの名前も、ラストでどんな結末を迎えたのかも覚えていません。

超脇役だったので、ラストでは描かれもしなかったのかもしれません。

しかし、おもえばあれが私の、いわゆる「初恋」だったのでありましょう。

……初恋が二次元って。

あの頃から、素質は十分にあったんだなあ。