ガラクタ煎兵衛かく語りき

出版不況!  ?

日記

 今日出かけたついでに○ックオフで「復刊ドットコム奮戦記」(築地書館)を入手。4年前に刊行されています。帰りのバスの中で読みふけり、ナルホドと思ったことを書きます。

 あの(笑)内田善美さんについての記述がありまして、一部引用します。
<引用開始>
 このなかでもとくに内田善美先生は(中略)、いまは作家活動を休止している幻の人気マンガ家です。
 どこの出版社も「この方の本が出せれば」と思っている「出せば絶対に売れる」方です。
<引用終了> 太字部分も本文通りです。上記書97~98Pより。


 今まで100%読者側の視点で内田先生諸作品復刊の困難さを眺めてましたが、なんのことはない、出版社側だって(利益を出そうという意味で)復刊あるいは再出版を狙っているんですね。

 考えてみれば当たり前な話です。

 読者側、出版社側双方からの要望があるにもかかわらず、実現に至ってないというのは、よほど堅固な意思が内田先生におありになる、ということなのかもしれません。

 この本、面白いのでまた紹介します。