お気楽夏子の部屋

夏子

ここでは、もっぱら楽しく遊ぶことを念頭に、適当に(ときどき真面目)更新しています。不愉快にならないことであれば、なんでも書き込んでいってください。生きてるうちが花なのよ。

たいへん重い話(元気がないひとは見ないでね)

仕事

本日は父の命日です。

昨年師走、父の亡くなる数日前、ワタシはモノ好きな
クライアントを、新宿のゴールデン街のとある店にて
接待していたのですが、ハイヤーに乗せて見送ったあとも、
カウンターの中の女の子たちにボトルをすすめて、飲んでいたのでした。

ひとりはライター志望、ひとりは出版社をやめたばかりの
フリー編集者だったので、なんだか初々しい感じが楽しく、
「これから遊ぼうか」と声をかけると、店をお終いにしてついてきてくれました。

ゴールデン街のほかの店で飲み、二丁目にゆき、
そこで知りあったセクシャリティ不明のお姉さんも加わって、
さらにまた別の店にゆき、気がついたときには、
沖縄民謡をカラオケで歌っていて、店の外に出たら、
陽はとうに高くのぼっていました。

父の容態が急変したのは、あとから聞くと、その晩のことでした。

旧年の12月23日、ワタシは、皇居の広間でのお祝いのニュースの
テロップなぞを眺めながら、新幹線に乗っていました。
名古屋を過ぎたあたりで、大きい虹を見たときには、
奇跡があるかも知れんー、とハカナク思った。
そうしてN700系は、けっして遅くはなかったけれど、
ワタシは父の臨終に、一時間ほど間に合いませんでした。

それまで元気だった父が急に倒れて病院に運ばれたのは、
その年の初め、一月のことでありました。
ですからその一年は、この父よりも大切な仕事というものが
自分にはあるのか、ということを問い続けた一年でした。
今年はまた、この父の死を越えて、なお成し遂げたい仕事というものが
ほんとうに自分にはあるのか、ということを確認し続けた一年でした。

親の死に目に会えなくても、そうまでしてもしなければならない仕事、
というものはこの世にないのかも知れませんが、
オンナが社会で一生の仕事を持って当たり前、という環境に育たなかった
ワタシは、やっぱりこういうとき、がんばりたいんだなあ。

来年こそは、生活のための仕事、よりも、いよいよ
自分のための、積年やりたかった仕事を成し遂げたいなあと
思う今日のワタシであります。












  • 夏子

    夏子

    2009/12/28 05:39:57

    ☆ぽんたさま
    そうでっか~(^-^)揺さぶられまっかあ~
    「自分は、自分の好きなように生きてきたけれど、
    やっぱし好きなようにしか生きてこられへんかったんやけれど、
    自分の人生、はたしてこれでよかったんやろかー」的な自問を、
    なにかきっかけがあるたびに、問い返してみるー、
    ウチはたぶん幾つになっても、そういうのん、そういうひと、好きやなあ~(^◇^)

  • 夏子

    夏子

    2009/12/28 05:32:53

    ☆海将補さま
    うちの母親いうのんは、数いる自分のきょうだいには、
    それはシゲシゲと連絡とってるんですけれど、この不肖の娘には、
    けっこう後回しでしたな~(-_-;)ソンナモンカイナー
    ちなみに、母親は岐阜県の出身のひとでおます~(o|o)ジツハ岐阜ヤ愛知ハ土地勘アルノヨン~

    人間は、まいにち少しずつ確実に死に向かっていっている存在とも
    いえますが、やはり、生まれてきた順番によって、
    死んでいく順番というものがありまして、やはりその番狂わせが
    出てまいりますと、不条理な気がして、たいへん辛いものであるものですー(゜-゜)
    娘さんに先に逝かれてしまった悲しみというのは、
    ほんとうに筆舌に尽くしがたいものがあると、思います

    自分が健康であるうちはねえ、ホンマ、「死」の影を考えないですませることが
    できそうやないかに~
    ただ、このところ、日本人の寿命たるや、すごく延びてきておりますので、
    海さんも、あんまり過酷に働き過ぎんようにして、ご自愛、
    ほうしたら、今までの越し方のぶんくらい、あと半世紀くらいは
    生きられるんやないかねー(・o・)娘さんのぶんまで、どうか達者に生きておくんなまし

  • ☃ぽんた☃

    ☃ぽんた☃

    2009/12/28 03:07:28

    偉そうにゆうてるけど おいらも未だに揺れ動く事ありまっせ( *´ノェ`)コッチョリ 

  • 海将補

    海将補

    2009/12/27 10:32:29

    σ(ーー〆) 両親との死目には合ってない。既に亡くなってから…呼び出しされて駆け込んだクチですぅ。
    娘が亡くなった時は危篤状態に連絡が有ったから死目には立ち会う…事が出来たけど、二度と(家族が逝く時)死目には遭いたくないて思いました。
    て…順番から行くと、σ(ーー〆)が次かも。  ^0^;;

    まぁ、自分が健康な時は家族とか知り合いの健康状態とか生き死に等は考えないものです。仕方有りません。人間の悲しいサガですよねぇ。

  • 夏子

    夏子

    2009/12/27 09:28:28

    ☆Tokioさま
    書き込み感謝いたします(^-^)
    今年の始めですかー。それは新年の気分のうちに、さぞ、驚かれたことでしょう
    これまで身近で、そういうお別れがなかったことは、
    たいへんシアワセなことだと思います

    この世で縁のあったひとと二度と会うことができないというのは
    ほんとうに切ないものです
    ワタシは、一昨年、職場のボスだったひとを海の事故で失い、
    今年の四月にも、仕事で縁のあった著者の訃報を聞きました
    そのひとが、がんで亡くなられる前の、最後の一冊を
    つくって差し上げたのですが、なんともこのところ、
    身近で「死」にめぐりあわせることが多いです

    仕事と結婚生活の両立に、過去に決定的に失敗したことのある
    ワタシは、その難しさが骨身にしみておるのですが、
    現在では、もう、それでもなお、がんがんやりたいように
    やっていくよりほかはないのだなと、思っております
    仕事というものを成し遂げるのに、ひとの個性や才覚はあっても
    男女の能力の開きというものはないとは思いますが、
    スタートラインや環境において、まだまだ不利な条件が
    ありますから、ときにはバランスを欠きながらも、
    がんばらなければなりません~(^^ゞ

    >「どんなに辛いことがあろうとも、生きている限り前に進まなければなりませんものね」
    ほんとうに、その通りであると思います
    過去がどんなに重く感じられても、
    前へ、前へ、ずっと前に行けたらいいのになあと思います

    応援、ありがとうごさいますm(__)mとってもウレシイです

  • Tokio

    Tokio

    2009/12/27 06:19:37

    ぼくも今年の1月2日に大切な人とお別れをしたので良くわかります
    それまで、あまり身近でそう言うことがなかったのですが
    ああ、人がいなくなると言うのはこう言うことなんだ、と強く実感しました

    一つの仕事をするのに男性も女性も関係ないと思いますよ
    仕事と、大切な人とどちらかを取るなんてことは出来ないと思います
    大切なものはどちらも取れば良いんです
    自分のやりたかった事を成し遂げることが自身に繋がるし
    応援してくれている大切な人の期待に応えることにもなると思います
    どんなに辛いことがあろうとも、生きている限り前に進まなければなりませんものね
    そして、お父さんもきっと、それを望んでいることと思います
    夏子さんにしか出来ないことが、必ずあると思います
    夏子さんらしく、思い切りやって下さい
    応援しています^^

  • 夏子

    夏子

    2009/12/26 17:03:23

    ☆ぽんたさま
    そうやねえ(・o・)そういう受け取り方もあるんやねえ
    なんやウレシイ気になります(^o^)ありがとう

    まあ、それは確かにそうなのではありますが、
    やっぱり、つくづく親不孝な気がしてねー、
    辛いことは辛いんですわあ(゜-゜)

    ふだんのスタイルはもちろん、そうやねんけどね
    やっぱり揺さぶられるときは、ほんま揺さぶられますわー
    けっこう、廻りの皆さんからは、迷いのない、意志強固なヤツやと
    思われてんねんけどな~~
    いやあ、まあ、これはこれで、シンドイ人生ですわ~(・o・)

    でも、背中押してくれてありがとうね(*^^)v

  • ☃ぽんた☃

    ☃ぽんた☃

    2009/12/26 00:43:11

    名古屋あたりでの  大きい虹こそ お父様だったのでは・・・ きっと逢いに来てくださったのだと 私は思いました

    死に目に逢えなくても  その後の夏子はんの生き方が お父様に恥ずかしく無い生き方をすることの方が大切だと思いますよ

    おいらと同じく 自分の人生は自分の物!と言う生き方を選んでる夏子は~ん その時その時を懸命に生きたらよろしいんです  後悔のない様にね!( ̄。 ̄ )ボソ...

  • 夏子

    夏子

    2009/12/24 05:57:44

    ☆じじ太郎さま
    どうもありがとうございます(●^o^●)
    応援していただけて、うれしいです♬
    次男さんといえば、眼の手術はうまくいかれたのでしょうか(・o・)
    マンガ家志望でいらっしゃるのですねー
    ワタシはやっぱり、夢見て頑張ってるひとが好きだなあ(^-^)

  • 夏子

    夏子

    2009/12/24 05:50:33

    ☆フーイさま
    そう言っていただけますと、たいへんありがたいです(^-^)
    タイヘン、に感じながらも、ニコでもリアルでも、
    結構「お気楽」に遊んじゃってたりするワタシでありますー
    歳月というものを、味方につけることができたら
    いいなあと考えます(゜-゜)
    来年こそは、これまでを生かせるかたちで、
    ほんとうに頑張りたいと思っております(^◇^)

  • 夏子

    夏子

    2009/12/24 05:40:48

    ☆ericoさま
    読んでくださっただけでもウレシイのに、
    コメまで残してくださって、ありがとうございます(●^o^●)
    「生かされている」というふうに考えることは、大事ですね
    世界のうちに、いろんな不思議なつながりの中に、
    今日、自分がこうしてあることに、ふかい感謝を捧げたいと思います(・o・)
    ポジティブ、というのは、大事なことですね
    無理のない形で、少しずつ積み上げていって、いずれ自分の、
    おおきい自信になればよいなあと思います(^-^)

  • 夏子

    夏子

    2009/12/24 05:31:18

    ☆みっちゃん
    ご両親がご健在というのは、なによりです(・o・)
    健康というものは、損なわることがあってみて、
    ありがたさがわかるものでありますねー(^-^)
    ワインは、クリスチャンにはキリストの血であると
    されていますが、ひとり静かに飲みながら、
    いろんなことを考えますー
    どうもありがとう(●^o^●)

  • 夏子

    夏子

    2009/12/24 05:24:03

    ☆toruzoさま
    ありがとうございます(^-^)
    toruzoさんも、お身体大事になさってくださいね

  • じじ太郎

    じじ太郎

    2009/12/23 22:24:30

    それが 一番理想と思いますよ 頑張って下さい 出来る事は 応援しますよ~
    次男も マンガ家どうなったんだろう

  • フーイ

    フーイ

    2009/12/23 19:38:57

    大変な一年を過ごされていたんですね。
    大事な仕事で死に目に会えないのであれば
    親も咎めたりしないと思います*
    一年経って気持ちも落ち着いて来てると思いますので、
    来年こそはやりたかった仕事を成し遂げられるように
    頑張って下さい*

  • erico

    erico

    2009/12/23 18:47:05

    お父様は見守ってくれていますよ^^
    夏子さんの気持ちは、お父様に伝わっていると思います。
    だからこそ、お父様に感謝の念を捧げてください。
    それをお父様は一番喜ばれますし、安心されます。
    自分が生かされていること、守られていることを、
    お父様だけでなく、ご先祖様全体に感謝していってください。
    その自分が出したポジティブな念は、少しずつだけど自分の周りに蓄積されていって、
    いずれ必ず自分を救ってくれます。

  • みっちゃん

    みっちゃん

    2009/12/23 18:06:25

    私の両親は健在です。
    昨年の夏、母が舌癌の手術をしました。
    父は私以上に心細かったと思います。。。
    ゴメン、関係ない話ですねw
    夏子さんの仕事、特殊っぽいから大変そうです。
    でも、天国でお父さんが「頑張れ!」と応援してくれています^^
    今夜はお父さんのことを考えながら、ワイン飲んでくださいね♪

  • toruzo

    toruzo

    2009/12/23 16:27:00

    南無阿弥陀仏   (_ _)