何かの紙の裏の、メモのたば

カナリ

短かったり、長かったり。
きまぐれに書いていく予定のブログ(メモのたば)です。

日記に書くことが無くなったら、自分の考えた
お話(ライトノベル風)を書いていこうと考え中。。。というか、書きはじめました~。

お話の紙..3まいめ。

自作小説

お話の紙3まいめです♪
まいぺーすに、カキカキしています~(^^)


ё..時空-トキソラ-の図書館 *page.3
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 この図書館の司書で『トラブル解決役』は、この図書館にある
 本に起きるトラブルを解決するという、その名の通りの役柄です。

 時空(トキソラ)の図書館に所蔵している本は、1つ1つ、それ自体が
 1つの世界になっていて一刻一刻、時が刻まれ変化しているのです。
 時が刻まれ変化しているために、
 その過程で、どうしてもトラブルが起きてしまうものです。
 トラブルが起きない本がほとんどですが、トラブルが起きてしまう
 本は時折あるのでした。

「チシキよ。この本、どうやらトラブルが起きておる。
 様子を見てきてはくれんか?」

 ぶらぶらと、散歩をしていたチシキに司書長センコが彼にある本を渡しました。

「はいはい。わかりました~。それが、俺の仕事ですからね~♪
 いや~、退屈していたところなんですよぉ。
 おっ、そーだ。司書長サマ、カイカ君を連れてって構いませんか~?
 どうやら、まだアイデアが浮かばないみたいなので、参考に♪」

 チシキは少々ワザとらしく、今思いついたように手を打ちました。

 実は、彼はこれが目的だったりするのでした。
 新しく来た新人クンを本の中に連れて行って、驚かせる。
 その、様子が見たくてそう申し出たのです。

 …その所為で先日も、新米司書クンが一人、夜逃げしてしまって怒られているのです。

「うむ。そうじゃの。あまり、いじめてはいかんぞ。
 また、あの子が逃げてしまったら、カムヴァルに大目玉じゃ」

「はいはい~。了~解で~す♪」

 司書長センコからの了承を得て、
 チシキは上機嫌で槐珂のいる執務室へと向かいました。


  □..次頁へ続く~♪


#日記広場:自作小説

  • カナリ

    カナリ

    2009/02/24 03:42:25

    >あさかぜ飛馬さん

     コメントありがとうございます~(^-^*)

     実は、、、ネバーエンディングストーリーのお話はとってもドキドキワクワクして、昔から大好きで、
     こんな風なお話が作れたら良いなぁ…と思ってアイデアを参考にしてみたのでした。
     本の中に入って、冒険するとかのファンタジーなお話が好きなんです~。

  • あさかぜ飛馬

    あさかぜ飛馬

    2009/02/19 05:42:24

    >時空(トキソラ)の図書館に所蔵している本は、1つ1つ、それ自体が
     1つの世界になっていて一刻一刻、時が刻まれ変化しているのです。

    この設定はすごいです!!ネバーエンディングストーリーにでてくる「魔法の本」はここの図書館の本だったのかしら? って想像してしまいました。ワクワクしてつづきを読みに行きますね。