The show must go on!―未来へ

雄志

本拠地はこちら↓
埼魂―雄志の人間事情
http://ameblo.jp/haton
ついつたー:tokitama_yushi

夢物語

自作小説

これは昨日、直輔が見た夢をベースに書いた物語です。


。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・



ある星空がきれいな夜の出来事です。


学校帰りの刹那(せつな)は公園で星を見ている人を見つけました。


「どこかで見たことある人?」


そう思った刹那はその人に近づきました。

「ぁっ」

よく見てみると、白いマフラーに白いセーターを着ていたその人は暫く会っていなかった直樹でした。

「久しぶりだね」

直樹は笑顔で言いました。

「ぅん。元気だった?」

刹那は久々の直樹に少し戸惑っていました。

「もちろんっ!刹那、寒くない?」

刹那はマフラーを家に忘れていたので、手袋とコートぐらいしか寒さをしのぐものがありませんでした。


「ぅぅん。大丈夫。ありがと。」

そう言って刹那は笑うと、遠くで声がしました。

「直樹っ!」

声の主は直樹の友達の雄輔でした。

「ぁ、ゆーちゃん。」

「探したよーっ。。」

雄輔はどうやら、走ってきたようでした。

「どうしたの?ゆーちゃん。」

直樹は背中をさすってあげながら聞きました。

「だって、お前あれだろ?」

刹那はこの会話の意味が分かりませんでした。

雄輔はそんな風にきょとんとしている刹那を見て、「やっぱ、なんでもない」と訂正しました。





「刹那って電車通学だよね?」

直樹はイキナリ刹那に聞きました。

「ぅん。」

「じゃぁ、途中まで、一緒に行こうよ」

直樹はそう言うと刹那の手を握りました。雄輔は状況を察したのか「じゃぁ!」と言ってどこかへ行ってしまいました。




星空の下、2人は笑いあいながら歩いていました。

直樹は時々、表情を曇らせていましたが、刹那はそんなことに気が付いていませんでした。



そして、2人は駅の近くの路地に着きました。


直樹は刹那の手をほどくと、

「ごめん。少しここから遠いところに行かなくちゃいけないんだ。でも、一生会えないわけじゃないから笑ってよ。」

と少し悲しそうな顔をして言いました。

刹那はいきなりのことに驚きを隠せないでいました。

直樹はそれからふぅと息をつくと

「それから」

と言い始めました。

「刹那のことは特別な存在だと思ってるから」



そう言って、刹那を抱き締めました。


刹那はますます訳が分からなくなっていて、悲しいのか嬉しいのか分からなくなっていて、
うんとしか言えませんでした。









刹那を放すと、思い出したように

「これ、先に渡せばよかったのかもしれない」

と言って黄色と水色のマフラーを出すと刹那の首にかけてあげました。


「ありがとう」


刹那は照れながらも嬉しそうに言いました。





「それじゃぁね。」



直樹は笑って手を挙げました。





一歩踏み出したとき、


「私も、直樹のことが好きっ!」




刹那ができるだけ大きな声で言いました。









直樹は振り返ると「ぅん」とうなずきました。








。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・





文章力ないものがたりを読んでくれてありがとーございました。







♪夢戦士 フレンズ
 羞恥心 羞恥心
 ひまわり いちょう  遊助
 何もかも君だった  つるの剣士
 涙空 キセキ  GReeeeN