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甲子

勉強

こんばんは!30日(火)は、

西日本では朝までは雨の降る所が多く雷を伴う所もありますが、
昼頃からは晴れ間の広がる所もあるでしょう。
東日本から北日本は一日を通して雲が広がり、所々で雨が降る見込みです。
南西諸島は晴れ間もありますが雲が広がりやすく、
所によりにわか雨や雷雨があるでしょう。

【昭和を感じた最近の出来事は?】

A、詳しくはないのですが道を歩いている時に、
   角ばった昔の車が走っていまして、大事に乗っている方を見た時です。

【甲子】 きのえね こうし かっし

☆干支の組み合わせの1番目で、前は癸亥(みずのとい)、
 次は乙丑(きのとうし)です。

 陰陽五行では十干(じっかん)の甲(きのえ)は陽の木で、
 十二支の子(ね)は陽の水で、相生「そうじょう(水生木)」です。

<概要>

〇干支

十干と十二支を組み合わせた60を周期としる数詞のことで、
暦(年月日)の表示法として用いられています。

〇十干と十二支の性質

@十干

 ・五行思想

 ・陰陽思想

 これらの組み合わせにより、その性質が決まっています。

 ★五行思想
 
  万物は・・・

  ・木          ・火

  ・土          ・金

  ・水

  これら五種類の元素からなるという自然哲学の思想のことです。

  □自然哲学者
  
  自然の物事、現象を総合的、統一的に解釈し、
  説明しようとする形而上学を学んでいた哲学者のことです。
  
  ◆形而上学(けいじじょうがく)

   『辞書での定義』

    ①存在者を存在者たらしめている超越的な原理、
     さらには神、世界、霊魂等の研究対象とする学問です。
     第一哲学ともいいます。

    ②客観的実在やその認識の可能を端的に認める哲学的立場です。
     不可知論(ふかちろん)や実証主義の立場から、
     独断ロンや実在論を称した語を指します。

    ③事実を離れて抽象的なものだけに留(とど)まる議論を
     揶揄(やゆ)していう語を指します。

    形而上学とは「非物質的な世界を追求する学問」のことです。

    非物質的とは何かを手に取ったり、触れたり出来ないという意味です。

    つまり・・・

    目に見えないことです。

    形而上学÷非物質(目で見ることが出来ない)世界の学問≒哲学

    このように考えることも出来るのかもしれません。

    ≪形而上≫

     目で見ることも降れることも出来ないもので、
     抽象的にしか捉えられない事柄のことです。

    ≪形而上学≫

     「形而上」を学問として研究することで、
     これを哲学という場合もあるのかもしれません。

    ≪形而上学的≫

     「形而上」を体系的に纏(まと)めたり、
     論理的な言葉で説明したりすることで、
     これを哲学的な考え方や態度という場合があるのかもしれません。

  ギリシア語では根源のことを「アルケー」といいますが、
  自然哲学者は「万物の根源は何か?」
  全ての物事は何が元になっているのだろうか?ということを、
  解明しようとしました。

  《タレス》さん

  自然を見ると動物は水が無ければ生きていけないし、
  植物の種も水分を発芽に使用することから、
  万物の根源は水であると述べました。

  A、タレスさん:万物の根源は水である

  《ピタゴラス》さん

  三平方(さんへいほう)の定理(ピタゴラスの定理)等を
  作ったことで知られる有名な数学者・哲学者です。
  
  ≪三平方の定理≫

   直角三角形の編の長さの関係を表す方式で、
   古代ギリシアの数学者であるピタゴラスさんが証明したものです。

   三平方の定理では、必ず直角三角形を利用しなければいけません。

   a²+b²=c²

   (例)

    a(8)²=a²+4²

       ↓

    8²=a²+4²

       ↓

    64=a²+16

       ↓

    a² =48

       ↓

    a=4√3

    図形の場合は答えがマイナスになることはありません。

    その為・・・

    A、a=4√3cm

    直角三角形で2つの辺の長さが分かりますと、
    三平方の定理を利用して、辺の長さを計算できます。
   
    斜辺やその他の辺の利用することによりまして、
    辺の長さを導きだすことが出来ます。

  ピタゴラスさんは万物の秩序を成していると述べられまして、
  その背景には「数」が関係していると述べられました。

  A、ピタゴラスさん:万物の根源は数である。

 ★陰陽思想

  万物を陰と陽の二つに分類する思想のことです。

 先程紹介しました60の十干はそれぞれが、
 五行思想の木、日、土、金、水に割り当てられまして、
 更に陰陽思想の「陽」と「陰」に分けられます。

 ・陽:兄(え)

 ・陰:弟(と)

 このように呼びます。

 (例)

  甲:五行思想の「木」が割り当てられます。

  そして・・・

  陰陽思想の「陽(兄)」に分けられますので、「きのえ」になります。

  □五行思想のそれぞれの意味

  ◆木

   木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていまして、
   樹木の成長や発育する様子を表します。

   「春の象徴」です。

  ◇火

   光り輝く炎が元となっていまして、
   火のような灼熱の性質を表します。

   「夏の象徴」です。

  ◆土

   植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていまして、
   万物を育成や保護する性質を表します。

   「季節の変わり目の象徴」です。

  ◇金

   土中に光り輝く鉱物や金属が元となっていまして、
   金属のように冷徹、堅固、確実な性質を表します。

   「収穫の季節(秋)の象徴」です。

  ◇水

   泉から湧き出て流れる水が元となっていまして、
   これを命の泉と考えます。

   胎内(たいない)と冷静を兼ね備える性質を表します。

   「冬の象徴」です。

問題 甲子の日は下記のようになるといわれています。

   AとBに入る言葉を教えてください

   ・A続けたい物事はこの日に始めると良い

   ・この日から始めたことはBを持ちA続く

   ・この日に行動を起こすと運がBになる

1、A:強く   B:幸運

2、A:長く   B:良い流れ

3、A:永遠に  B:試されるよう

甲:五行思想の「木」の性質を持っています。

子:「水」の性質を持っています。

木と水の運気の組み合わせは、
「自然界の調和が図られまして、〇れがよくなる」といわれています。
そして、非常に相性が良いです。

「甲子の日」は十干十二支の組み合わせの最初ということから縁起が良いです。


ヒント・・・〇A 例:一念発起(いちねんほっき)

           新たに〇い決意をすること。

      〇B 例:・今度初めてこの仕事を一人で行うことになりました。
            一連の〇れを念入りに先輩に確認して
            おいたほうがよいです。

           ・製品の開発には一連の〇れがあり、
            まずはアイデアを出してコンセプトを決めて、
            設計、製造、テストを行います。

お分かりの方は数字もしくはAとBに入る言葉をよろしくお願いします。