かきくけこのブログ。

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名作ゲームキングダムハーツの道しるべ3⃣

ゲーム

とすれば、あのラストは絶叫もののバッドエンド
 じゃ、ちょっと待てと。もし、ソラは闇を光にするもので、ドアが闇と光を遮る境界線なら、ラストのソラ達のいる場所はいったい闇側なのか。光側なのかという疑問が残った。王様という圧倒的な光側の存在が不在の世界側にいるソラ達。あのラストシーンで、カイリと再び会えるのに、ソラとカイリは結局離れ離れになってしまう。あれはいいラストなのか悪いラストなのか。非常に怖い恐ろしい闇側に落ちたソラの闇落ちカイリ突き放しラストエンドなのでは…??????とも解釈できて、王様のいない世界に残されたソラ達はいったいどうなるんだ?????と、なんだかもう恐怖とか切なさとか残酷さとかカイリの精神状態とかアンセムもそういえば、自分がいる世界を疑わなくて信じて、最後に自分の属する世界に裏切られたんだよな~とか、そういう事がたたみかけてきて、怖いしかない…怖い…なんだこのラスト…っていう、ソラ達が本当に光側として存在しているのか王様たちはどうなっていくのか、よくわからない。子供向けなのに、あのゲームの終わり方は、よ~~~~く考えると、かなり怖すぎる残酷すぎるラストであると思えて、私はもう、いてもたってもいられず、日記に書く事にした。ストーリー中に「マレフィセントは最初は闇を使役してたのに、最後は闇に支配されたんだ」って言ってたように、このキングダムハーツ世界の住人は、自分は光だ~と思ってたら闇になる。闇だーと思ってたらアンセムのように自分の属する世界の光を受ける、というような、逆転現象が見受けられた。これは、もしかしたらソラ達にも言えるんじゃないだろうか????と、ラストのソラ達のいる場所の恐ろしい不確かさに、無間地獄とでもいうのか。これまで光、善と思っていたソラ達の頑張りすべてが、カイリへの心配りが、全部が、全部水の泡になっていったような、そんな心もとなさがあって、でもそうでもなくて、ただ単にカイリと離れ離れになってしまっただけかもしれなくて。なぜかカイリとは離れたけれども、カイリとソラは、洞窟の中のイラストで、互いを想いあっていた証拠がある。その確かさが、あの壁画があって、そこで初めて唯一ともいえるような、無間の暗闇にともる☆の輝きに会うような、あの壁画シーンで、☆の壁画シーンで、発狂しそうな孤独をいやせるというような。そういうもうラストの不安と安心の強烈なワンツーが私の心をもう、絶望と希望の反復横跳びさせてくれて、この恐ろしく落ち着かない心をどうしたらいいんだろう???と、誰か同じゲームしてどう思うのか教えてくれと言いたいので、もう、このゲーム面白いからまずやってみてどう思った????と誰かに聞いて回りたいんですよ。へぇ…。どうしたらいいんだろうか。この私の落ち着かなさを。

カイリが無事なのか知りたい
 カイリが生きてるのか死んでるのか、無事なのかどうなのか。それがわかったら、きっと落ち着く気がする。きっと生きているならばソラは光だから光はいつも一つだから、必ずカイリへ心が届くんだと思う。届いたって言ってたし。そしてソラのメッセージは、必ずカイリを温めるのだと思う。生きているというだけで。それくらいカイリは、ソラにとって特別なんだと思うし、そんな女の子の為だから、一つの心、キングダムハーツの心は、カイリをプリンセスとして大切にするんだろう。セブンプリンセスがどうしてセブンプリンセスになるのか、なんだかでも、最後のあのソラ達に対する発狂しそうな絶望がなかったら、プリンセスがなぜあんなに大切に招集されるのか理解できなかった気がする。きっと本当に大切にしたかったんだろうな、キングダムハーツは。カイリを、ってラストで思った。でもそのカイリが、生きてるか死んでるかわからないラストなので、とにかく生きてくれ、生きてくれれば…生きていれば…と願わずにはいられなくて、そんなメッセージが込められたゲームなんだ!と思うと、やっぱり壮絶に救いがあるという、あんなに残酷なのに、命を愛しているんだという矛盾がでも、その矛盾も含めて壮絶な愛で。愛の中に突き放しがあって、突き放した先に愛があって…みたいな。光の中に闇が闇の中に光がじゃないけれど、なんていう矛盾と包括。入れ子。複雑。多重構造。そんな緻密に練られたこのゲームのこのストーリー!もう涙なしでは見られないゲームすぎなんですよ!と、思うんですよ!どうなんですかね!

ラストの光
 カイリは扉が閉じられた世界でソラと会うのに、離れ離れになってしまう。でも、ソラは希望をカイリに与える。カイリは真っ暗な闇の中に、無数の光の流れを見る。一人になった時に、ソラの残した☆の絵を見る。その時にカイリは泣くんですよね。どういう事なんですかね?繊細すぎるんじゃないかな…と心配になるんですよね。そしてソラと同じような絵を、カイリがえがく。ソラのように。

ソラの心
 カイリは目覚める時にソラの中のカイリの心をもらって目覚めたので、ソラと同じような行動をしがちなのかもしれない。もしかしたら、ソラがカイリに最後まで希望を与えたように、カイリもだれかに希望を与えるのかもしれない。そんな希望が連鎖しているんだというような気もするんだけど、泣きながら絵をかいてるんですよね。もうこっちも号泣ですよ。ソラだって泣かせたくて描いたんじゃないんだぞ~と思うけどね!でもそんなカイリだからこそ、やっぱりキングダムハーツ全体は、カイリをけして見捨てないのだろう。カイリってなんだかわからないけど、生きてるだけで丸儲け、というさんまさんじゃないけど…生きてるだけで勝ちが決まったような存在ですよ。凄いうらやましいというか…。でも泣いてるんですよね。絵描きながら。誰もが辛いんだよな~。プリンセスと呼ばれる人であってもとか思ったりとか。もう、なんだかこのゲームのストーリーで描かれる絶望って、意外とヤバイ、精神えぐられる系ぐらい深淵の絶望を描いてると思うんですけど、なんだかライトな…というか。わりかしあっさりな雰囲気で終わっちゃって、でも本気でヤバイ死生観見えそうな絶望って、こういうちょっとおどけながら表出させると案外いけるかもって思えたりしそうな雰囲気もあったりで。やっぱりそういう意味ではきっとこのゲームは本当に命を愛しているんだな~という凄い愛情が深い。絶望が深いけど愛情も深いとしか思えないゲームなんだと思うんですよね。だから子供にもさせたいんだけど、まだ少し早いのかも。