気ままなブログ

林檎

自由奔放なブログです

小学校、保健室の日常①

20代

A子「林檎、せんせーい。まじさ、ないわ」
「んー?どしたん?」
高学年女子のご登場
利き手を骨折中。
A子「あーさ」
「なーんさ」
「・・・フォース忘れたから給食食べられへん」
「そうかー。ほな、家庭科室に借りに行こか」
「え?借りていいん?」
「学校のものは皆さん、この学校に通う全ての小学生の為に用意されてるのよ?備品や、装備品や」
職員室に行き家庭科室の鍵を取る。
「教頭さん、家庭科室からフォーク貸してもらいますね」
教頭「はい。どしました?」
「利き手を骨折してるA子がフォーク忘れたらしくて」
教務「林檎先生、忙しくないです?僕いきましょか?」
「教務の先生こそ、忙しいでしょ。それに、私の仕事ですよ〜フォークを忘れてぷるぷるハートを復活?守ってあげるのは保健室の仕事ですよ。心の健康?」
なんて言いつつ校舎の外れにある家庭科室に行き、職員室に戻ると・・・。

担任「これ折れてる?」
「折れてない」
突き指の子供の指を持って担任と子供がお出迎え。
月に2.3件はドッチボール、跳び箱で何故かうちの学校は骨折があり。
ジャッチも最近、こなれている。
「ズボン破けた!」
そうこうしてると、次の子供。
そうなんです。貧困地域の子供は安い店?通販で服を買うのでよく破けるんだよ。
「はいはーい。軽ーく、縫ってしんぜよう」
お尻のところなど際どいところは応急処置もする。

教務「林檎、ほんまに休み時間は人気者ですね」
「ふふふ。ほんと、休み時間だけね」
そして、授業が始まれば林檎はまた、コーヒーを飲む。

  • yuki

    yuki

    2021/01/13 19:28:36

    相変わらずの面白い日記 楽しませてもらいました。
    久しぶりで絡む人もいないので貴重な拠り所です