山獄SS
有ちゃん誕生日おめでとう^^*
正白酢「おめでとーーーーー」
正「ってスパナもう何か食べてる!!」
酢「正一も欲しいなら素直に言えばいい。あーん」
白「今日は君達や僕の出番じゃないでしょ?スパナ君(怒)」
えっとね有ちゃんには色々迷惑掛けちゃってるんだよね;;;
だからいつもの感謝の気持ちを込めて書いたよ!!
気に入ってくれるといいなw
ではではw
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ー今日はツナの話題はナシなー
そう言って山本は口に人差し指を立てニッコリ笑った。
今日から二泊三日でツナ家は温泉旅行に行く予定なのだ。
そして山本は獄寺と駅の改札口で待ち合わせ、山本が獄寺の手を取り躍り出る様に町に繰り出した。
「なんでてめぇの暇にこの俺が付き合わなきゃなんねーんだよ!」
「まぁいいじゃねーかwたまには、さ」
「~・・・・・ッ」
山本のこのどうしようもなく馬鹿明るい笑顔に獄寺は小さく舌打ちを溢した。
強引に引っ張って来られたのは映画館。
席に付いて暫らくすると映画が始まった。
獄寺の大好きなSF物だ。
ユーマにかなり凝っている趣向で獄寺の目がキラキラ光っているのが暗闇の中でも解る。
映画館から出た後の獄寺の話題はずっとユーマの詳しい話ばかりだった。
山本はそんな獄寺の話しに適当に相槌を打ちながら、次の目的地に足を運び始めた。
「遊園地ぃ?」
「おぅ♪」
「こんなのガキの来るとこじゃねーか!俺は帰る!!」
「じゃ目的地変更すっかwカラオケとかどうよ」
「・・・・・・しゃーねーな。付き合ってやんよ」
始めは普通に始まったカラオケだが、映画を見た後の獄寺の興奮は相当のものだった。
怒声の様な歌を数曲選曲したかと思えば、度数の高いアルコールを飲酒し始めた。
「おいおいさすがにやばくねーか?」
「やばかねぇよ何がやばいってんだよてめぇの野球馬鹿の方が相当やばいっての」
そう言いながらケタケタ笑いだした獄寺を見、どうしようもない衝動が込み上げてきた。
ーヤバイー
山本は理性でそれを押さえつけた。
それは女性に対して湧き上がるべき衝動なのだ。
はだけた服の間から見える薄い肌の色。
アルコールでほんのり赤い頬。
薄い唇。
極上の笑顔。
気が付けば獄寺の頬を山本の手が包み引き寄せ、一瞬時が止まった。
プニっと柔らかくて暖かい唇。
荒くなる息遣い。
見開いていた獄寺の瞳がゆっくりと閉じた。
ゆっくり顔を引き離すと獄寺が泣きそうな顔をしている。
「これ!・・ッこの事誰にも言うなよ!!」
「ああ、誰にも言わねーよ。そのかわり・・」
暫らくして獄寺は家に到着した。
「お邪魔しゃーっす」
「俺しかいねーっての!」
「ま、そうなんだけどな」
獄寺をギュっと抱き締める。
「節操なさすぎなんだよ!てめぇは!!」
「でもイヤじゃない。だろ?」
「イヤ・・・じゃねーけどょ」
「今日だけ俺の獄寺でいて欲しい」
「ちんたらうっせーな!勝手にヤりゃーいいだろ!」
そんな粋がってる獄寺が可愛くてキスをした。
舌を入れたら獄寺の舌がもどかしく震えてるのが解った。
耳たぶにキスをし、首筋にキスをした。
「ちょっちょっちょっとタンマ!」
山本は不思議そうな顔で獄寺を見詰める。
「・・・どうせなら・・・ベッドで・・・したぃ」
それを聞いて山本は獄寺を抱え込んだ。
「なっ・・・!な・・・??!!」
「お姫様だっこなのな♪」
そう言って獄寺を引き寄せオデコにキスを落とし、ベッドにゆっくりと這わせた。
そのベッドの縁に山本が腰掛け、おもむろにポケットから指輪を出した。
「なんのリングだ?そりゃあ」
「俺からお前に。左の薬指に付けるんだぜ♪」
獄寺の顔から火が吹くかの様な熱い熱気が吹き上げた。
「そんな高かないけどなw」
獄寺は無言で左腕を差し出した。
差し出された左手の薬指にゆっくりと指輪を通す。
そのまま手と手を握り合いベッドに倒れ込んだ。
朝ー
机の上に書置きがある。
『朝練行ってくる!また今日も会いに行ってもいいか? 山本 武』
「・・・ッンのクソ野球馬鹿ぁああああああああああ!!!!!!!!」
獄寺の雄叫びは儚くも日常の景色に溶けて行った。
END
ティズ*櫻
2012/03/18 21:16:08
全然おkですよwwww
是非是非^^*
凪
2012/03/18 21:08:56
私もリボーン大好きですよかったら友達になってくれませんか??