お父さん、有り難う。
フリマで猫傘もろた。
今、ふと思い出したこと。小さい頃。小学校に入る前だったと思います。
近所の同年代の友だちの家で、
「このお菓子が食べたい人、この指止まれ~」
みたいなことを言われて、お菓子の提供者の言うことに従わなければいけないルールというのがありました。
子供だから、プライドよりお菓子が食べたい欲の方が強くて、子供なりに屈辱感を感じながらもそれに従うんですね。
それは、家に友だちを招いた子の特権的なものでした。
なので、自分も家に友だちを招いたたら同じようなことをして、ささやかな優越感に浸る。または、先にされたことに対する鬱憤を晴らす。
「ジュース飲みたい人、手を挙げて~」
すると、それを父に咎められました。
「そんな意地の悪いことを言うのはやめなさい」
具体的にこういう言い回しだったかは覚えていません。とにかく、そういう言い方はするなと咎められたというのを強く覚えています。
覚えているのは、「なんで○○ちゃんはやるのに、私はやっちゃいけないの?」
という、子供として当然の疑問です。なぜ○○ちゃんは怒られないのに、私は怒られるの?
それは、うちの父がしっかりしているからです。
そのときの悔しさを思い起こすと、父の躾は理にかなっていたのだと思い出しました。
だけどね、当時の僕もそれを恨むように思ったのはほんの一瞬で、すぐに「確かに大人気なかった。○○ちゃんにそれをやられて気分が悪かったのに、自分も同じことをするなんて本当に大人気ない」と思いなおしたのも同時にハッキリ覚えているのです。多分、「大人気ない」という言葉ではなかったと思いますが、同様の概念を抱いた。
やはり、父の躾は理にかなっていると思う。
しかし、昨今の親(家族連れのお客さんとか)を見ていると、「躾」が、ただの自分(親)に都合のいいルールの強要に思えることがしばしばあります。
きっとうちの両親にも当然そういう側面もあったのだろうとは想像します。
今夏に直木賞を受賞した、「鍵のない夢を見る」を読了しました。
これから結婚して、上手くいけば子供が欲しい身としてはひたすら失笑の一冊です。
特に「君本家の誘拐」は自分の将来に限りない不安を抱く内容でした^^;
正直、読まない方がよかった。
世の中の、子育てがんばってる女性は偉大だわ。いやマジで。よく頭おかしくなって死なないなと思う。いやマジで。
まぁ、桐野夏生や林真理子が揃って高評価をつけてる時点で地雷確定でした。
李更栄
2012/09/14 01:40:24
>>sakinoさん
持っている人は、持っていない人の気持ちがわからないといいますから、品性も同じなのかも知れません。また逆も然り。
僕は品性という言葉は使いませんが、礼節を知らないということは、品性を欠くということだと思っています。他者を思いやれないこと、でしょうか。他者を思いやるという概念がないこと、自分のことしか考えてない、ということでしょうか。少なくとも言葉遣いが悪いとか、話題が下衆とか、そういうことではないと思います。
芥川賞作品は今回は読んでないんですヨ~(つд`)
今回の直木賞候補で落選したほかの作品を読みたいとは思っています。
>>なでさん
毎月なにか好きなものかぁ....
子供にとって実になるものって前提だったんだろうと思います。
僕なら....本とか画材とか、切手。切手がいいな。文通が大好きでしたが、切手代が工面出来なくてやりとりにかなり制限がありました。小学校の頃なんて月のおこずかい500円なのに、封書一通62円でしたから......。今の時代ならメールで連絡し放題ですね。
大人の感覚では、リカちゃん人形<フランス人形 の価値なのかと。いや、実際に金銭価値もそのとおりなわけで。でもリカちゃんはあとあとまで服代がかかるかも。今の時代はリカちゃんなくても、SNSのアバターでなんとか。メールとかアバターとか、本当に時代の違いを感じます~。ちょっと論点違いますが。
「鍵のない夢を見る」は、直木賞を受賞したいわば今流行りの作品なので、図書館にないということは先ずないと思います。市の図書館のHPをネットで探して、蔵書をサーチしてみてください。むしろ、予約が多くて回ってくるまでに若干時間がかかるかも。僕も7月の受賞の当日に予約して、つい先日順番が回ってきました。
李更栄
2012/09/14 01:39:58
>>ひろさん
うーんとね、うちの職場のお客さんが特殊なだけだと思うんだけどね、こんな感じなのよ↓↓↓
17アイスの自販機の前で、
子供:アイスーアイスー、アイス買って~
母親:アイスは1日3本までって決めてるでしょ?
大人の僕でも3本食ったら腹壊すわ。つーかそんなルール作る前にちゃんと飯食わせろ。
子供を親の言うことに従わせるのは当然だと思うけど、常識的に考えてそれどうなのっていうのがテレビ見てても気になることが多いので....。
それ、ウチの母ちゃんもゆってました。親や子供に育てられるって。
ひろ
2012/09/11 09:58:29
おはよー!
親が子供に都合のいいルールを強要・・・
多分、それは、どこの家庭にも少なからずあるのでは?
まあ、子育て頭おかしくなること沢山あるよw
でも、子供が成長するように、その成長をみて大人も色々学び
考えが変わったりするようになるんだよね。
子供(息子)に母親(私)が育てられていると思うことがあるw
なでしこ
2012/09/11 09:12:33
^^うちの父の13回忌も過ぎて おとなしくて優しい人やったなぁ
李更栄ちゃんの話読んで ちょっと懐かしく思い出したりして
毎月1回何か好きなものを買ってくれるんだけどおもちゃとかお人形はアカンと母に決められてたのよ
値段でダメではなくアイテムの使い道でOKがでるかどうかだったような。。。
お人形がほしくてほしくて
父が誕生日のプレゼントって買ってきた大きな包み 喜んであけてみるとフランス人形だった件
人形といえばリカちゃんなのにねぇ 今思えばリカちゃん何体買えたんだろうね
お父ちゃんの好きなおはぎでも作るかねぇ今日は^^ありがとね
本は図書館にリクエストしてみよ 買ってくれるかな(笑
sakino
2012/09/11 06:47:53
李更栄将軍たま ♪㋔㋩*☆*ヾ(。◕ω◕。)ノ*☆*㋵㋒♪ ございまつ (‿_‿✿)ペコ
私も似たようなことが・・・・ 亡父に下品ってなあに?? って聞くと
下品を知らない人って答えが 長年その真意を考えてたんですが・・・ やっぱり今いい大人になって
上品な人は下品って何か知らないっていう意味がやっとわかりました。 だけどお父様
芯の通った方だったんですね~@@ それにしてももう芥川賞お読みになられたなんて
さすが@@ 見習いたいです・・・