気分的に ・・・作詩
夢の駆け出しの時期【ころ】 には
がむしゃらに あこがれだけを ただ 背負っていた
だけど
チャンスという物に 近づこうとする度
高鳴る胸が 振るえが 戸惑いに 代え
結果の恐さより も 叶う 一歩前のほうに いつも 怯えた
踏み出さないのか い?
背中を 押してくれなきゃ だめなんて 言ってるようでは
まだ 進めないんだろう ね 、翼
みえないけど 確かに 生えていた
いつかは 立てると 信じていた日【じき】には
恋と 好きなことの狭間で 燃えていた ね
熱を 持った身体で しあわせだったのだと 想う
この答えで いいのかい? 現実【ほんとう】 に
焦りすぎていた 日々の中の まま
羽ばたき続ける 自信がない・・・よ 、翼
もう下りる・・・よ ここから 歩いていく よ
踏み出さないのか い?
背中を 押してくれなきゃ だめなんて 言ってるようでは
まだ 進めないんだろう ね 、翼
みえないけど 確かに 生えていた
望んで 去っていった はずのチャンス
戻ってくるの・・・?
もう 飛べないのに 、翼
また 一から 作り直せというのか い
残酷すぎる ね 、翼
さよならを したはずじゃない か
自分から 離した選択【とき】
そこで 決着がついたの に
先の映らない 未来より も
果てること を 行きたかった 、翼
『 身体【つばさ】 』