作詩
頭の中 グランドピアノ が 両手の 中で 鈍く
・・・抑えられ る
とても 重く けど 何度 も 叩きつける感じではな く
一度きり に
やがて沈む その 音の 前に 叫びたくなっ た
早く ・・・消した い
たった 一度きりのはずで いずれは 終わる音なの に
アンタの 薫りガ が 恋しくなっ て
。。。まるで 夢の中で 美味しい物を 食べた 様に
嗅ごうとするのに 味を かんじな い
嫌な 過去に 爪を 立て て
グランドピアノを 早く 止まそうとす る
殺意が まだ 潜在意識 に あって
避 けようと したいだ ・・・け
息を 止めたく て 飲み干そうとし た
グラスの 一杯
だけど 本当には 息は 止めたくな い
自分のやろうとした 罪が
いつまでも 追いかけて来 る
勇気は ないけど やろうとした
過去が 追いかけまわ・・・す
さ迷う 亡霊のよう に
自分を 捕まえようとす る
死ぬ前の 瞬間の よう に
眼を 大きく見開いて
時計を 刻んでく 音と 似てる・・・?
動悸が 重る
時効 は ないの か ?
身体が 本能 的に 逃げた い
・・・突然 止んだ グランドピアノ は
替わりに 感情【ショウメイ】 を 暗く した
闇で 静かに 映る 自分の影 が
恐怖を 残した まま
たっ た 一服のため・・・の 煙草 に
ちいさな 火を 灯す
煙草の火で 自分の 暗闇に 現れた 影
吸殻で 押し当てて 消そう と
もがいては ありもしない 煙草を 吹かす
アンタの 薫りガ が 恋しくなっ て
。。。まるで 夢の中で 美味しい物を 食べた 様に
嗅ごうとするのに 味を かんじな い
自分にしか みえな・・・い
カッコよく 吸える 妄想の中での タバ コ
片手で さりげなく 髪なんて 掻きあげなが ら
本当には 咳き込むから カッコつけだけの煙草を
孤独に 吸う 時間 は
恐怖という名の陰を 消そうと 悪あがきする 時間
n・・ ・
『 珈琲の 薫り が を 恋しく て~
潜在意識に ある 過去 』